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映画・テレビ

2015年5月16日 (土)

テレビの薄型化と音の関係

本稿は昨日(2015年5月15日)の記事の続きだが、番組の内容からは少し離れるので、別のタイトルにした。

「テレビの薄型化」と書いたが、正確にはテレビの画面の周り、所謂「額縁」が薄くなることと音の関係である。

私はずっとアクオスを使っていて、概ね各部屋に設置される処まできている。
その最初の機械(以降、旧機)は、規格が古い頃のもので、フルハイビジョン仕様ではなく、チューナーが別付けであるだけでなく、地デジを受信するためには別売の地デジユニットを付ける必要があった。テレビの地デジ化がまだまだ「予定」されている頃のものだった。

フルハイビジョン規格ではないので、我が家にある他のアクオスに比べて画質は少し落ちたが、まあ我慢できる範囲ではあった。
これまでにも、時折受信不能の表示が出て、スイッチを何度かオン・オフすると改善・・・ということはあった。
画面が突然ブラックアウトするという症状は、これまでに2回修理している。それでも使い続けたのは、音がかなり良かったからだ。
私はオーディオシステムにも並行して音声信号が行くようにしていて、当初はLDやDVDの音楽ソフトなど(自分で録画したものを含む)はオーディオシステムから音を出すようにしていたのだが、アクオスからの音もかなり聴ける音質だったので、次第に配線の切替が面倒になって、音楽ソフトの類いもアクオスの音で済ませるようになっていた。

地デジユニットに冷却用のファンがついて、その回転音が気になることはあった。それでも使い続けたのは、繰り返すが、音が良かったからである。

そのファンが、最近、キーキーと大きな音で鳴るという症状が始まり、暫く使い続けたが遂に我慢がならなくなった。とうとう買換という選択肢が現実化してしまった。

旧機は37型で50万円ほどした。置き場所や予算の関係で、現在の現実的な選択肢は40型しかなく、このクラスの対象モデルは32型に次いで多いようだった。
で、40型の安めの機種を選んで置き換えたのである。

箱に「メイドインチャイナ」と記されていたのでイヤな予感はしたのだ。
けど、組み立て・設置を終えて音を出してみると、悪い予感が的中したのは、余りにも音がヒドイ代物だったのである。旧記の音に遙かに及ばないどころか、家中のアクオス全てに比べて悪い。
代表的には、32型が「世界の亀山製」というシールが貼ってあり、それなりに音も聴けるレベルだ。

まあそれでも折角買ったのだから・・・と数日はそのまま使い続けたのである。
NHKの「クラシック音楽館」は録画したものをオーディオから音を出せば済むし、「らららクラシック」はトークが殆どなので、我慢すれば良い・・・と自分に言い聞かせて。

しかし、「題名のない音楽会」を視聴して、やはりこれはどうにもならない。何とかしたいと思い知らされたのた゜。

(この稿続く)

2014年7月 1日 (火)

「眠れる森の美女」 本当の主人公は誰?

アンジェリーナ・ジョリーが、近作の「マレヒィセント」を今月(2014年7月)に日本公開するとかで、先月から紹介されたり出演したりしている。
ディズニーアニメの「眠れる森の美女」を、魔女の側から捉え直したストーリーだそうだ。

これに伴って原作(?)の「眠れる森の美女」のDVD等も売り上げアップとなるのだろう。実に商売上手な会社だ。

しかし、ちょっと待って欲しい。このアニメ、明らかにチャイコフスキーのバレエ音楽「眠れる森の美女」を原作としているのだが、実は原作とは大きくかけ離れた改作であることを知ってからでも遅くないだろう。
私自身、幼い頃にディズニー・アニメで「眠れる森の美女」を知り、長じて音楽の組曲で幾つかの曲を知り、中に含まれる「ワルツ」にも親しんだ。アニメの中ではオーロラ姫が口ずさむ曲であり、組曲を聴いても、オーロラの曲だとばかり思っていた。

このため、AVが普及し、我が家にもハイファイビデオやLDを導入しチャイコフスキーの原曲のバレエを見る機会ができると、大いに面食らったものである。このワルツ、オーロラの曲なんかではない。16歳の誕生日に村人が踊る曲なのだが、失態を役人に咎められた者が、国王夫妻の許しを得て喜んで踊るのであって、国王夫妻への感謝の気持ちの方が強い。そして出てくるのはその場面だけであり、オーロラが歌うことは決してない。

そして、何度も見聴きしているうちに、一見オーロラが主人公だと思われるこの音楽だが、どうもそうではないのではないかと感じるようになっていった。

私が思うに、本当の主人公はリラの精である。

だって、こんなに魅力的な曲を与えられているのだ。組曲の序曲となっている曲の始めの方の騒がしい部分は魔女のテーマだが、続く殆どの部分、やさしい主題が出てきて発展して行く。これこそリラの精のテーマなのだ。

そして、リラの精のテーマは、全幕終了直前にも登場する。

また、「パノラマ」という、リラの精が王子を「眠れる森」に連れて行くシーンで流れる曲。私がこの組曲の中で一番好きな曲なのだが、スコアを見ながら打ち込んでいると、序奏の中のリラの精のテーマと、曲こそ違え、雰囲気は似ているし、驚くほどオーケストレーションが似ているのである。第2のリラの精のテーマと言っていいのではないか。

そして、演出にもよるのだろうが、私がLDで観ていたボリショイ劇場版。リラの精の方が明らかに美人で巧く、存在感がある。見ていて、殆ど惚れてしまった。
オーロラは下手だし、かなり残念な感じ。
LD版と同じと推定されるDVDをご紹介するので、機会があれば是非。このジャケットでフィーチャーしてるのはオーロラだが、私の持っていたLDのジャケットは、リラの精をフィーチャーしていて、「パノラマ」のシーンだった。

ディズニーアニメに出てくるリラの精は、おばあちゃんの姿をしているので、バレエを知った者としては相当な違和感を感じる。
ストーリーも、原作では100年の眠りにつくのだが、アニメでは僅か一夜だけ。

こうしてみると、ディズニーは何を考えてあんなアニメを世に出したのか疑問に思えてしまう。原作のストーリーのままでも良かったのに。幾つかの例が他にもあるのだが、彼は本当の処、クラシック音楽というものを分かっていなかったのではないだろうか。

・・・・とまあ、こういうアニメをモトとする映画、詰まる処、あくまでもアンジェリーナ・ジョリーを見に行く映画なのでしょうな。
いい加減な改作によるアニメを「原作」にすること自体、既に無意味だと私は考えるので。

尚、「眠れる森の美女」の組曲はチャイコフスキー自身が構成したものではないが、親しい人と構想は話し合っていて、「パノラマ」は含めるように主張していたそうだ。

さらに付言すると、このバレエの初演は現在のマリインスキー劇場だが、現在となっては、初演時の演出に近いのはボリショイ劇場だそうだ。
私はマリインスキー劇場のも見たが、物足りなさを感じた。下掲のDVDだ。表記は「キーロフバレエ」となっているが同じ団体。

2013年10月21日 (月)

カセットやレコードを整理していて再発見(5)フラッシュダンス

この曲を最初に聴いたのは、テレビだったような気がする。

堀ちえみ。今ではすっかり、貫禄のある大阪のオバチャンになってしまったが、まだアイドルだった当時、TBS系で1983年下期に放送された「スチュワーテ゜ス物語」で主演を務めた。その番組で使われた曲としてである。

しかし、程なくそれがオリジナルな歌唱ではないことを知る。
ドラマでは日本語で歌われていたが、元は英語で、しかも歌唱力が全く違う。

レコードとして私は両方持っていたが、整理するにあたって英語版だけで十分だと判断し、それをCDで入手した。
レコードではシングルで持っていたが、サントラとしてアルバムで買うことになった。

この中の最初の曲「ウォット・ア・フィーリング」がお目当ての曲だ。試聴されたら「ああ・・・」とすぐおわかりになるだろう。アイリーン・キャラが歌っている。
これは巧い。

サントラだが、元になった映画も、レンタルビデオで後日見る機会があった。
まあしかし、ストーリーが単純すぎて面白いとは思わなかった。だからLDで買うには至らず、DVDで買う予定もない。
ただ、ブレイクダンスのテクニックは現在見ても相当なものであると思える。関心ある方はどうぞ。

ついでに、冒頭のドラマからは、「ドジでのろまなカメ」というのが流行語大賞の候補とされたこともあり、一世を風靡した。

また、ドラマの原作は深田祐介著「スチュワーデス物語」である。但し、原作にはないようなエピソードが多く、別の作品と考えた方がいい。
新品は入手しにくいかも知れない。

これもまたついでになるが、冒頭の「スチュワーデス物語」が最初に始まったとき、私はもっと前に、もっともっとカッコよくスチュワーデスを扱ったドラマとして「アテンション・プリーズ」をよく見ていた。紀比呂子主演。だから、どうしても比べざるを得ず、「スチュワーデス物語」を作品としては余り評価できなかった。

驚いたことに、これ、DVDで見ることができるんですね、懐かしいなあ。

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