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2015年6月 1日 (月)

題名のない音楽会 2015年5月24日

「名曲百選」の第25回として、ブラームスの交響曲第4番が採りあげられた。

ドイツ古典音楽の集大成として書いた、として楽章ごとに次の各点について挙げていた。

  • 第1楽章 ブラームス自身を象徴する音型として、3度の下降音型
  • 第2楽章 ルネッサンスの象徴として、教会旋法であるフリギア旋法の採用
  • 第3楽章 舞曲の象徴
  • 第4楽章 尊敬していたバッハの象徴として、カンタータ第150番のシャコンヌの音型を採り入れ、ブラームスとしてのシャコンヌを構築

まあ、大体知っていることだが、いささか無理があると思ったのは、ドイツ古典音楽の集大成と言いたいがために、ルネッサンス音楽まで含めてしまったことだ。むしろ、温故知新といった、当時の風潮によって・・・といった説明で良かったのではないか。

カンタータ150番は聴いたことがない。かなり持っている方だが、なかった。しかし、そのことは、今回DTM制作のため改めてミニスコアを見たら、ちゃんと説明されていた。

まあしかし、よくぞこうした地味な曲を採りあげたものである。また、全曲演奏したのは第4楽章で、これも良かった。

私がこの曲に接し始めた頃、第1楽章の哀しく寂しげな曲調に惹かれたのだが、それ以降は中々聴く気になれないことが多かった。
しかし、あるとき第4楽章の凄さに気付き、ブルックナーなどとは違った意味で、巨大な曲だと分かったのである。
それを、この番組で第4楽章の全曲を演奏したというのは、中々のセンスだ。

番組内では他に、エジソンが、発明直後の蝋管蓄音機を携えてブラームスの処に立ち寄り、ブラームスも大いに喜んだというエピソードが紹介された。これは知らなかった。

企画良し、解説良しで評点5。

DTMで制作した、第1楽章冒頭19小節分と、第4楽章冒頭40小節分である。
第4楽章は、主題と第4変奏までにあたる。第3変奏まではパッサカリア主題が割と聴き取れるが、第4変奏(弦が悲愴感に満ちた主題を奏でる箇所)となると明確ではなくなって行く。

また、CDは私がよく聴いていたワルター盤を挙げておく。

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