題名のない音楽会 2015年5月10日
テーマは「朝からスウィング!ジャズで聴く人気アニメソング」
「妖怪ウォッチ」から「ゲラゲラボーのうた」「ようかい体操第一」。エリック・ミヤシロ編曲。
「美少女戦士セーラームーン」より「ムーンライト伝説」。挾間美帆編曲。
「巨人の星」より「ゆけゆけ飛雄馬」。中川栄二郎編曲。
「ルパン三世」より「ルパンのテーマ」。エリック・ミヤシロ編曲。
何れもエリック・ミヤシロ スペシャル・ビッグバンドによる演奏。
「妖怪ウォッチ」の音楽は聴いたことがなかった。中々面白い曲であり、編曲。
一番退屈だったのは「巨人の星」。
一番優れていると思った編曲は「セーラームーン」。面白いナと思ったら、挾間美帆の編曲で、彼女の才能の突出していることに改めて感じ入った。
企画よし、アレンジよし。演奏よしで、評点5.
こうしたビッグバンドの演奏を、テレビだけでそれなりに楽しむには、それ相応の音づくりがテレビでも必要なのであり、前回まで縷々述べた通り、買い換えたテレビ単体では全くどうしようもなく、「テレビボード」(私の場合、デノンの「テレビスピーカーボード」)なるものを導入して、やっと何とか我慢できる範囲になった、という次第である。
繰り返すが、価格競争に巻き込まれてゆくがままにして、商品の質を落としてしまうという愚を冒してしまった経営の責任は重い。「価格競争に負けた」という論をよく聞くが、価格競争に自ら巻き込まれて行くのが悪いのだ。
トップシェアに拘って行ったからでもあるだろう。32とか40とか、まあ普通の家庭でも比較的導入されやすい分野では価格競争に入っておき、もっと大型のタイプとか、3Dだとか、4Kだとか、そちらで利益を確保する積もりだったようにも見える。
しかし、テレビなんてものに、多くの人はさほど関心がない、という事実が見えなかったのか。自分たちは関心もあるだろうし、一般のひとよりは大きな家に住んでいるだろう。だからより大型のタイプも設置できるだろう。
また、確かに薄型テレビが飛ぶように売れた時期があった。しかしあれは、地デジ化というものに付き合うべく、庶民がやむなく買ったという側面でしかなかった、ということに何故何時までも気付かなかったのか。何故、作り過ぎては危ない、ということに誰も警鐘を鳴らさなかったのか。
シャープって、管理面が厳しい会社だったという側面がある。どこでそれが狂ってきたのか。
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