題名のない音楽会 2014年8月
8月3日の放送は休み。
8月はさらに高校野球の中継があり、地デジでの放送は2回抜けた。
例年、このときはBSでの放送のみとなるわけだが、録画も保存もしていない。
たまたま、8月10日の分を見たが、コンセプトも何もない、ただ過去の放送の断片を流しただけのものだった。この時期、こうしたいい加減な内容のものを流すなら、BSでも地デジが休んでいるときは、同様に休んだらどうかと思うのである。
8月24日 「音楽さかのぼり探検隊~『アナと雪の女王』のルーツを探せ!」
こうした企画の場合、音型なりメロディーについて、類似しているものを過去の音楽から見つけてきて披露するものではないだろうか。
処が、「アナ雪」がミュージカルであり、そのルーツはオペレッタであり・・・と話を展開して行くのだから呆れた。さらに遡ってシューベルトの「ます」、そしてさらに「おもちゃの交響曲」に行ってしまうのだから、どうにもならない。何でつながるのか。今でも分からないので、説明されていてた内容は書かない。
青島が出てくる回は、だいたいこうした牽強付会な意見が披露されることが多く、ウンザリする。
「アナ雪」が人気だからといって、それに乗っかって視聴率を・・・なんてもし考えているのであれば、大きな間違いであり、誤りだ。それは視聴者をバカにしていることにもなる。
評点は3。
2014年8月31日 「今さら聞けないクラシックの常識!」
答えにあたる部分は、殆ど知っていたので、書き留める事項は殆どない。
それでも、ゲストと佐渡が繰り広げたトークには興味深いものが多く、楽しく視聴できた。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲の第1楽章と第2楽章がつながっているのは、メンデルスゾーンが楽章と楽章の間で拍手されるのを嫌ってだったという話は知らなかった。
番組評は概ねよしとして、4。