題名のない音楽会 2014年11月
11月9日 なんてったってサックス
サックスという楽器が発明されて100年になるそうで、「なんてったって」シリーズの第16弾として放送。4人のゲストが登場したが、その内2人が女性で、今はこういう時代なんだなあ、と妙に納得し、また驚きもした。
吹奏楽をやっていた身としては、嫌いな楽器ではないし概ね楽しく視聴できた。
ただ、番組内でも「もともとクラシック音楽用」として紹介していたのに、ゲストの演奏はジャズに類するものだけだった。本来は、ビデオでもいいからクラシック音楽で使われた例も紹介すべきだった。ビゼーやラヴェルなど、よく知られている例はすぐ見つかるはず。
この点で少し減点し、評点は4.5
11月16日 出直しまっせ!新生・大阪市音楽団
ロシュフォールの恋人たち・・・意外に聴き応えがあった。
音楽にも大阪弁がある!?ということで、次に「ハンガリー舞曲第5番の大阪弁吹き」というのをやった。これは、極端な演奏法をやっただけで、どこが大阪弁風なのか、よく分からなかった。もう1曲「大阪弁ラーニング」なる曲も披露された。面白いことは面白かったが、どこか大阪弁をバカにしている感じがイヤだった。
これらを含めて5曲が演奏されたが、編曲が全て宮川彬良ということもあってに違いないが、どこか「マツケンサンバ」を思い出させるサウンドが耳についた。
オヤッさんに比べて引き出しの数は余り多くないようだ。
一応補助金打ち切りを乗り越えて活動し続ける大阪市音に敬意を表す意味もあり、評点5。
11月23日 日本一おもろい音楽団!~大阪市音4つの「S」
「聖者の行進」で始まった。中々面白いスタートで、当然も黛時代のこの番組の開始直後あたりのことを意識しているのだと思う。当時、この曲で始まったのだ。
大阪市音に淀工吹奏楽部と丸谷先生が加わっての演奏となった。これは高校生にとっていい経験になるだろう。羨ましい。
カーペンターズのメドレーをやった。演奏はともかく、カーペンターズが歌った歌の題名の誤訳が気になった。いつものことだが・・・。
企画よし、ということで評点は5。
11月30日 俺たちの時代到来~アラ還ギタリスト登場
最近CDデビューしてチャンスをものにした人などアマでやっていた2人が登場。
これは頂けなかった。歌の音程は悪いし弾き方が余りにもワンバターン。少なくとも、カネをとって聴かせるレベルではない。
企画意図がそもそも分からない。評点2.
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