カセットやレコードを整理していて再発見(2) 伊藤咲子
どちらかと言うと、「忘れられたアイドル」とでも称するべきか。
1974年、「ひまわり娘」で彗星のごときデビューを果たしたのが、この伊藤咲子。
Wikipediaによると、桜田淳子、森昌子そして山口百恵と同様、「スター誕生」の出身。その3人から一文字ずつ採った「森山桜」でデビューする計画もあった由だが、結局は本名でデビューすることとなったのだそうで、伊藤咲子がその本名。
私は当時、桜田淳子、森昌子そして山口百恵の何れも好きで、レコードもそれぞれのものを持っていたのだが、伊藤咲子には、この3人にはない、明るくて歌がうまく、懸命に歌っているという感じを持っていて、シングル盤を集成したアルバムを買うに至った。
あちこちで触れているが、CDというものが世の中に出てくるとき、レコードの将来を見切ってかなりのレコードを処分したのだが、その中に含んでいた。
その後久しくCD化されなかったのか、私がウォッチし続けなかっただけのことなのか、CDで買い直す機会は失っていた。
ところが、カセットをCD化するとき、当時私が好きな曲を集めて作ったカセットの中に、伊藤咲子の「きみ可愛いね」を含んでいるものがあった。
そこで、改めてCDのリストを見ると、あるじゃないですか。ここはもう買うだけのこと。
何種類も出ているが、一番エッセンシャルなものを上に挙げた。新品
尚、一時活動休止していたが、2004年から再開したらしく、新しいアルバムも出ている。