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2012年10月 8日 (月)

題名のない音楽会 2012年9月23日 未来の大器 学校編

佐渡の出身校である、京都市立京都堀川音楽高等学校を佐渡が訪問し、後輩たちの指導にあたる、というのがこの日の放送。「未来の大器シリーズ」の一環という位置づけ。

佐渡の経歴等から、この高校の存在は知っていたが、中の様子やオケの練習風景は初めて見聞きするものであり、非常に参考となった。

何とこのときの目玉は、題名のない音楽会の人気シリーズである「振ってみまSHOW」に出演していたコが、本格的に指揮の勉強をすべく在籍していて、佐渡との再会、そして佐渡から直接教える、という場面だった。

私は、ベルリンフィルを振ったときの演奏や、前後の状況から佐渡はまだまだ超一流にはほど遠いと考えている。
しかし、こうしたオケを指導するにあたっては、やはりスゴイものだと感服した。彼の指導によって、アマオケなのに音楽がどんどん変って行くのだ。ちなみに、指導していたのは、ドヴォルザークの9番。

こうした指導もあてのことだが、仕上がった段階での演奏会での演奏水準は、中々の出来だった。そんぞじょそこらの、大学などのアマオケとは出来が違う。音楽を高校という段階でミッチリ学び、練習するというのがいかに素晴しいことであるのかを知らされるものだった。

さして、番組のあとで思ったのだが、こうした高校を「市立」として持っているというのは、やはり京都というのは文化というものに対して、凄味とさえ言える骨格・品格を備えたマチだということ。アホ市長が全ての文化を破壊しようとしている、すぐ近くの都市とは雲泥の差がある。

もう1点は、なるほどこうして、先輩から後輩への受け継ぎができ、伝統に重みをつけていくのか、ということ。佐渡と、題名のない音楽会を通じての、後輩との繋がり。指揮者希望のコだけでなく、オケのメンバーも、偉大な存在ともなった先輩から直接指導してもらった時間を持てたというのは、生涯記憶に残ることだろう。

ついでに私など老婆心から発するのだが、音楽でメシを喰うというのは大変なことだ、ということを、どう分からせ、分かっていくのかという点だ。とくにクラシック音楽という場では。

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