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2012年9月21日 (金)

題名のない音楽会 2012年7月8日 松本幸四郎の見果てぬ夢

歌舞伎役者としてだけでなく、ミュージカルでは「ラマンチャの男」でロングランするなどの活躍があり、テレビ出演もしているという松本幸四郎が主役。

彼がこれまでに聴いてきたという曲の中から、記憶に残る幾つかの曲を採り上げつつトークと演奏をするという形だった。

私が一番驚いたのは、松本幸四郎が初めてテレビに出るとき、音楽を監修していたのが芥川也寸志で(このこと自体も十分驚きに値するが)、芥川自身の作品を使わず、昔のクラシック音楽を使うことにして、二人で相談して決めたのがビゼーの交響曲だったというのだが、佐渡がその第4楽章を演奏したあと、「この曲は初めて知った。余り採り上げられることのない曲だ」と発言したことである。
何!? この曲を知らなかったって!?? 。そんなアホな。

ちょっと脱線するが、この発言に衝撃を受け、ひょっとしたら聴いたことのない人が多いのかとも思い、CDになってからは持っていなかったので入手し直したり、説明のためのDTMによる演奏例を制作することにし、スコアを手許に取り寄せ、入力し、そこから派生して幾つかの曲の演奏を新規に制作したくなり、それが他の作曲家に及び・・・・というつながりで、何となく記事の更新が滞ってしまった・・・これが、このブログを長期に休んでしまった大きな要因なのである。
他にも要因があり、その中には単に疲れたとか、政治の現状に失望し、また領土問題が恐ろしいことになったりして何もやる気が起こらなくなってしまった時期が続いたということもある。しかし、この日の番組の佐渡の発言こそ、最も大きな要因だと言ってよい。

少なくとも私にとって、この曲って珍しくも何ともない。しょっちゅうは聴かないが、聴き馴染んだ曲である。私は、聴いたことのある方が普通だとさえ思っている。もし私の考えの方が多いとすれば、佐渡は、こんな程度の曲さえ知らなかったのか・・・ということになる。

良く言えば、聴くよりも演奏する方に時間を取られすぎ、結果、意外な曲を知らない、ということになるのかも知れない。私に言わせると、そういうレベルを越えて、聴いてなさ過ぎると思うんだけどなあ。知らなすぎると思うんだけどなあ。
いや、普通の音楽ファンならいざ知らず、一応「世界的な」という形容詞を含めてハタから語られることのある人だから言うのである。

で、番組内では第4楽章を演奏した佐渡に対し、松本幸四郎が「芥川先生と最終的に選んだのは、この楽章ではない。確か、第2楽章だったはずだ」とコメント。
メモし損なったのだが、番組内で紹介されていた、そのテレビ番組の主旨から言って、松本幸四郎の記憶が正しいと、私は思った。それと、彼の音楽センスも大したものだと、併せて思った。

ビゼーの交響曲ハ長調を知らないって、佐渡も大したことがないなあ。
ちなみに、このように第1楽章が始まる曲だ。演奏例は冒頭から57小節分。
聴いたこと、ないのかなあ。むしろ私にとっては不思議なのだけど。

http://tkdainashi.music.coocan.jp/bizet/bizet_sym1_1stMvt.mp3

そして、第3楽章と第4楽章の演奏例は省略するが、松本幸四郎が指摘した第2楽章は、こんな感じて始まる。冒頭から31小節分。
これも、聴いたことないと言うのが、「世界的」と称されることのある指揮者としてはどうかねえ。

http://tkdainashi.music.coocan.jp/bizet/bizet_sym1_2ndMvt.mp3

(この稿続く)

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