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2012年7月22日 (日)

ベルリン・フィル ヨーロッパコンサート2012

夏の今頃になると楽しみなのが、ベルリン・フィルのコンサートが2組、BSプレミアムで放送されることだ。今年は2012年7月9日(月)午前0時から、前半はウィーンのスペイン乗馬学校でのコンサート、後半がワルトビューネコンサート。

ここでは前半について書くが、率直に言ってダメコンサート。
2012年5月1日の公演。
カプソンをチェロ独奏に迎え、指揮はドゥダメル。
ブラームスのハイドンバリエーション、ハイドンのチェロ協奏曲、ベートーヴェンの5番というプログラム。

1曲目と3曲目は、もとより、よく知っていて、よく聴いていて、好き嫌いは別にしてもとにかく偉大な曲だと思っていて、私なりに「こうあるべき、こうあって欲しい」と考える演奏スタイルがある。
この番組での演奏は、ブラームスは、構造が曖昧で盛り上がりに乏しく、ベートーヴェンはとにかく軽い、というもの。

会場のせいか、音も悪かった。極めて悪かった。ベルリンフィルのアンサンブル自体が乱れていたのか、会場に残響がないのか判別できなかったが、これはダメ。

唯一、確かちゃんと聴いたことは殆どないのだが、ハイドンのチェロ協奏曲が、それなりに聴けた。
ただ、途中から、この独奏者カプソンのボウイング(弓使い)が実に綺麗であることに目が行き、併せて「何で、チェロ奏者って、こんな不自然な体勢で弾けるのだろう」などと思い始めた。
音楽を聴いているうち、突然あることが気になり始め、集中して聴けなくなることがある。私の悪いクセだ。

だって、考えてみて欲しい。ヴァオイリンも確かに不自然な体勢で弾くのだが、引力に逆らうほどのことはない。力を入れたいときは、腕から下の体重を、真下ではないが、一応かけることができる。
チェロは、引力に逆らって重そうな弓(自分で持ったことはないので)を支え、重力とは90度違う方向に弓を走らせて音を出す。力を入れるときも、重力の助けを借りることは全くできず、自分の腕力だけが頼りだ。

こんなわけで、曲の価値や演奏の内容について、ハイドンの曲だけは論評をしないでおく。悪くはなかったと思う。
しかし、1曲目と3曲目がダメだったので、ダメコンサートと断じておきたい。

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