大阪センチュリー交響楽団 支援に名乗り 素晴しいの一言に尽きる
もともと本件は、私の愛読しているブログの1つであるJIROさんの「独断的日記」で知ったのだが、その記事から1日遅れで、毎日新聞奈良版で、2012年4月25日付け朝刊に掲載された。29面で、マンガの載っていいるページである。マンガのすぐ下に配されていたから、関心のある人は目に止めたことだろう。
新聞によると、名乗りを上げたのは、近畿信用組合の青木会長。
同信用組合は、信用組合では全国2位の規模で、今年2月時点の総預金が1兆円を超えた由。
大阪センチュリー交響楽団の年間事業費は7億円で、内4兆円を、大阪府が補助していたが、橋本時代に削減が決定された。近畿信用組合は、2億円程度の補助を考えているとのこと。
また、青木会長は、エムケーグループの会長でもある。
・・・で、ここまで読んで「アッ」と思った。この人、在日韓国人1世なのである。
エムケータクシーの経営について、経済番組などで採り上げられたこともあり、それらを見る限り、経営者として素晴しい人なのだろう。だから、韓国人だからダメだと言うのではない。そもそも、そんな差別感情を、私は持ち合わせていないつもりだ。また、持たないようにしてきた。
そんなことではなく、こうした件で率先して名乗りを挙げたのが外国人であること・・・それも韓国の人であること・・・に衝撃を受けたのである。
なぜ日本人であったり、日本の会社でなかったのか。
所詮、人であったり会社であったりの、「勢い」の違いなのだろうか。
これだから韓流ブームがあったり、KPOPがしょっちゅう出てくるわけだ。サムソンやLGがテレビ市場・家電市場を席巻すめわけだ。
クラシック音楽とは別の話だと思うかも知れないが、私の見る処、底流は同じだ。
ま、そんなウルサイことを抜きに、「素晴しい」の一言。
上記のJIROさんの記事に、「日本人は誉めるのがヘタ」だとあった。上記の毎日新聞でも、論評抜きだった。新聞の公平性ということから、これは仕方のないことなのかも知れない。
では、連日しょーもない話題ばかり採り上げたり、いやなニュースばかり「したり顔」で解説したりしている、あまたあるニュースショー、ワイドショーの類はどうか。せめて、NHKだけでも・・・って無理だろうなあ。N響アワーを廃止するという愚挙・暴挙をやらかす程度の文化センスしか持たなくなってしまったものなあ。
ひょっとすると、大阪地方枠では採り上げたのかも知れない。でも、それでは不十分なのである。全国の時間でやらないと。
僅かな力しかないが、せめてこんなブログの分野だけでも、大いに讃えたいものだ。
素晴しい !
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