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2012年4月 4日 (水)

らららクラシック このくだらない番組のためN響アワーを廃止したのか

N響アワー、遂に廃止。
アト番組の「ららら」なんて絶対に見るものか!と思ったが、一度は見てやった上で改めて批判しようかと思い直し、4月1日の初回だけは見てみることにした。

結論から言うと、10分で見るのをやめた。それ以上見ていても、時間の無駄だ。見続けるのがアホらしくなってしまうのに、10分でも長かった。

初回のゲストは樫本大進だったのだが、N響アワーでも採り上げたことがある人だ。2011年8月21日の回に出演。ゲストとしてではなく、彼の演奏を聴きながら西村が解説を加えるという形で。
そのときのことは、このブログの2011年8月23日付けの記事に書いた通りである。西村の解説兼感想のようなことも書き留めていた。

「ららら」での扱いは、司会2人と樫本で、トークをするという類のもの。それも、加羽沢が主として質問し、樫本がそれに答えるというのが多く、石田は殆ど話を聞いているだけという印象で、存在感が薄かった。何のために石田って出てきたのか。

曲も、ホンの一部を少しずつ流すだけ。
N響アワーでも、全曲流さないときも多く不満だった。でも、西村をはじめ演奏した指揮者などの解説が、その不満を(十分とは言えないにせよ)補っていたのだ。
それに比べ、もっともっとぶった切った音楽を流し、下らないトークで時間を過ごすという構成。これ、いったい何をしたいのか。

あっ、そうか。てんしな?日々さんが書いておられるように、番宣か。または、本仮屋ユイカがやっていた「クラシックガイド」の拡大版と思えばいいのか。・・・って、いいわけないでしょうが。

改めて問いたい・・・と言ってもどうせNHKにメールしても官僚的な回答しか来ないだろうから、このページで騒ぐだけだが・・・これ、一体何をしたいのか。そして、どんな人をターゲットとしているのか。

取り扱うジャンルを拡大する旨、番組内でも言っていたが、それであればN響アワーのままで、扱うジャンルを拡大したらいいだけのこと。そもそも、例に挙がっていた弦楽四重奏などというジャンル、相当コアなファンでないと親しんで聴くことはないだろうと私は思っているのだが・・・・少なくとも私は余り聴かない・・・それは裾野の拡大ではなく、そのジャンルを余り聴いて来なかったファンの「深耕化」とでも言うべきもので、専門の知識をもった解説者の話を参考にしがら聴くべきものだ。

弦楽四重奏に限らず、他のジャンルも同じこと。ジャンルを拡大したって、全てのジャンルで適切な解説をしてくれることが必須なのであって、あの2人でそれをカバーできるとは思わない。カバーできるはずがない。

音楽も、長いからと言ってブツ切りで聴かせるものではない。聴く側がブツ切りで聴くのは自由だが、放送側でそれをやってはいけない。
こう言うとNHKは、「そうしたニーズにお応えすべく、従来から『N響コンサート』で定期演奏会などの全曲を放送していまして」とくるのだ。

そんなことは分かっている。
そうではなく、適切な、または興味深い、専門的な知見に基づいた解説をつけて、知っている曲に対する見方を変えてくれたり、知らない曲または余り親しんでこなかった曲の魅力を教えてくれたり、という番組が必要だと、こちらは言っているのである。

そこでは、初心者はこんな程度で・・・と、送り手側が妙におもねってレベルを下げる必要もない。それは、初心者というよりも、人々の聴く力というものを愚弄するだけのこと。

仮に本当に「初心者」がいたとしても、「何かよく分からない・・・」から始まり、あるとき「よく分からないが、スゴイものらしい」と感じ、少しずつ曲の良さ、凄さに気付いて行き、良いと思ったりスゴイと思ったりできる範囲が広がって行き、それぞれの曲が、その人にとってかけがえのないものとなって行く・・・そんな経験ができるようにするには、最初から「ホンモノ」を聴くべきなのだ。その「ホンモノ」へのガイドを、一級の見識を持って進めて行く、というのは、公共放送だからこそ視聴率を気にかけることもなく可能なことなのだ。

それを捨てて、こんなアホな番組をアトガマに据えるという愚挙。こんな番組のためにN響アワーを廃止してしまったのか。

何と言う暴挙をやったのか。何と言う無見識・無節操な企画を押し通してしまったのか。なぜその企画を止める者が、あの会社にいなかったのか。もし居たのだとしたら、なぜそれが力を持つに至らなかったのか。

覆水盆に還らず。
これで、確実に従来からの固定ファンを失っただろう。シャレではないが、10分見ただけで、十分推測できる。そんな程度のレベルだった。
ああ、アホらし。その10分でも、時間を返せ!と言いたいほどだ。

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