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2012年4月 2日 (月)

題名のない音楽会 2011年10月30日 音感力選手権

2011年の番組の落ち穂拾いの続きです。

この日の放送は、「M-1グランプリ」ならぬ「耳-1グランプリ2011」ということで、作曲家や演奏者の「耳の凄さをクイズ形式で紹介し、音楽の美しさと奥深さを再認識する」という触れ込みの企画。
出場者は、大谷康子(Vn)、青島広志(作曲家)、加羽沢美濃(Pf、作曲家)、HOROSHI(Pf、作・編曲家)、金聖響(指揮者)である。金は東フィルを指揮するだけで、クイズには参加してなかったと記憶する。

曲の途中を鳴らして、曲名を当てるもの。次の3問。

  • ベートーヴェンの第5交響曲の第3楽章
  • 魔法使いの弟子
  • グロフェ作曲「ミシシッピ組曲」

グロフェの曲は知らなかったが、あと2つは分かった。処が「魔法使いの弟子」は回答者からの回答なく、ベートーヴェンも一発正解がなかった。

曲のエンディングをかけて曲名を当てる。次の2問。

  • ベートーヴェンの第9のラスト
  • ショスタコーヴィチ第5番のラスト

不覚にも私はベートーヴェンが分からなかったのだが、ショスタコーヴィチは分かった。回答者は2問とも正解したものの、ショスタコーヴィチは一発回答ではなかった。

スーパーイントロクイズ。出だしのホンの僅かな音だけで曲名を当てるもの。次の3曲。

  • モーツアルトの交響曲第41番
  • バーバーの「弦楽のためのアダージオ」
  • ベートーヴェンの第3交響曲

回答者は3問とも正解。私はベートーヴェンのみ分かった。

複数の曲を同時に鳴らして、何曲が一緒に鳴っているか、またその曲名を当てるもの。

  • 3曲同時
  • 4曲同時

前者は、2人の回答者のみ2曲正解。後者は、1人だけが2曲正解。私は双方とも2曲まで分かった。

1つのパートから次第にパートを増やして行き、その曲名を当てるもの。これは指揮者の振りだけから始まったが、ヴァイオリンが1つ加わった段階で大谷さんが正解した。
佐渡曰く、コンサートマスターは指揮者の最も間近にいて、曲の全体を見渡す立場にいるので・・・。とのこと。私は分からなかった。

ベートーヴェンの第5交響曲を鳴らし、7箇所の間違いを指摘するもの。回答者にはスコアが渡された。青島が3箇所を当てた。私が持っているのは左側のポケットサイズだが、会場で回答者に渡されたのは右側の「中型」と思われる。

私はスコアを見ずに1箇所だけ正解

トータルで最高点をマークしたのは大谷さん。

今回の放送、極めて優れた企画だった。何度も繰り返して欲しい。「作曲家や演奏者の耳の凄さを」などと言う触れ込みではあるが、自分の耳というよりも記憶が、どの程度のレベルなのかを計る尺度として参考になるのだ。上記の通り、結構いい処まで行けたのでとりあえずは満足している。
逆に、冒頭のベートーヴェンの例でも分かるように、こうした専門家でも意外と分からないことがあるものだ、と、かえって優越感を覚えた問題があったのも確かである。

思い起こせば、黛敏郎時代にもこんな企画はあり、また、ときには客席からの回答を求めたこともあった。あの当時よりは佐渡時代の現在、客席のレベルが落ちているかも知れないが、ダメだろうと決めつけずに、一度試みて欲しいと思う。

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