« 題名のない音楽会 2012年3月18日 世界へありがとう、音楽の祈り | トップページ | 題名のない音楽会 2012年3月4日 葉加瀬博士の音楽実験室 »

2012年3月19日 (月)

題名のない音楽会 2012年3月11日 坂本九 名曲集

震災からちょうど満1年となった番組。
「日本の巨匠」のシリーズの一環として採り上げたのが坂本九。
彼の曲で震災後によく歌われるようになったということで、ヒット曲を6曲採り上げて、加山雄三の他2名による歌唱が放送された。

まず「坂本九が『巨匠』??!!という強烈な違和感を持って見始めたのだが、もう一つの思いは「なぜ震災満一年でこんな内容を・・・」ということであった。もっとふさわしい曲があるのではないだろうか、ということである。
昨日書いた3月18日の番組に関する記事に書いたが(番組の日付と記事の順が前後するが)、クラシック音楽の方が大きな力を持っているし、何よりも、「題名」があくまでもクラシック音楽を軸にした番組なのであれば・・・そう思っている人は私だけではないはず・・・クラシック音楽の中からもっとふさわしい曲を採り上げるべきだし、18日の番組のように、録り溜めたものの使い回しでもいいのだ。

そして、聴き始めるとすぐに、段々イライラしてきた。
坂本九をテレビでリアルタイムで見て聞いてきたので余計にそう思ったのかも知れないが、彼の歌は彼の「芸」によって成り立ってきたものである。全然ウマくないのだが、明るいキャラと一体化した「芸」によって、ヘタだという欠点をカバーし尽くしているのである。
そんな歌を、オペラ歌手が朗々と歌っても、加山雄三が巧くない歌い方をしても、全然シックリ来ないのだ。
もちろん素人が歌うのであればとやかく言うことはない。実際に幾つかの曲が、歌うことによって励みになったという人は多いのだろう。

しかし、番組の企画としてはねえ。

イライラが募って、とうとう30秒ずつ飛ばしながら見ることとなった。久しぶりた。佐渡時代になってからは初めてだ。

で、結局はオリジナル盤を聴きたくなっただけのことだった。他のことをやっていて番組直後に聴いたわけではないが、オリジナルで聴いたことのない人に向けて、一枚挙げておく。
私が上に書いたことの意味、共感頂ける人もあられるだろう。今となっては少し古くさいアレンジも、リズムも、実に心地よく聞けるのを感じられるだろう。

|

« 題名のない音楽会 2012年3月18日 世界へありがとう、音楽の祈り | トップページ | 題名のない音楽会 2012年3月4日 葉加瀬博士の音楽実験室 »

作品」カテゴリの記事

作曲家、演奏家」カテゴリの記事

音楽番組」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533778/54251615

この記事へのトラックバック一覧です: 題名のない音楽会 2012年3月11日 坂本九 名曲集:

« 題名のない音楽会 2012年3月18日 世界へありがとう、音楽の祈り | トップページ | 題名のない音楽会 2012年3月4日 葉加瀬博士の音楽実験室 »