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2012年2月 2日 (木)

N響アワー 2012年1月29日 ブラームスV協

正直言って、ブラームスは苦手な方だ。

交響曲の2番は比較的好きだし、4番は苦手意識を突き抜けてしまうほど凄い曲だと思う。しかし1番は、持って回ったような仰々しさが鼻に付きだしてから嫌いになったし、3番は未だに分からない。いや、3番の第3楽章は大嫌いだ。

2曲のピアノ協奏曲も、ヴァイオリン協奏曲も、嫌いとまでは行かないし曲の価値は分かるが、余り進んで聴こうとは思わない。重々しすぎるのだ。

だから、今回のプログラム、録画してから見始めるまで若干のためらいがあり、時間を費やした。
結論としては、いい演奏だったし、ようやく自分も、この曲の良さが分かりつつあるのかなあ、と思わせてくれるものだった。ヴァイオリンのソロはリサ・パディアシュヴィリというグルジア出身の人。
彼女によると、この曲は3つの楽章の対比が際立っていて、それぞれに違う表情を見せる。それが魅力・・・ということだった。
さらに、第2楽章は愛に満ちた曲、第3楽章はブラームスらしさを損なわない程度に、思いっきりハネていいと思っている、とも。

西村も第2楽章を「愛」というキーワードで語っていたのだが、私はよく分からない。もしそうだとしても、ブラームス流の「愛」の表現というのものには、私は未だに馴染めない、としか言いようがない。心に染みいる感じはするが、「愛」なんて言葉で表せるものだろうか。

さて、ブラームスの前に、彼女が2009年1月の定期でやったと言う、ショスタコーヴィチのV協第1番の、第4楽章が紹介された。
むしろ私は、この方が良かったと思う。
ただ、本当のことを言うと、この曲の演奏の善し悪しは、全曲聴かないと評価はできないのである。
私の「題名のない音楽館」の「この曲に関する記事」に書いた通り、この曲は作曲されてから初演までに7年を費やし、スターリンの死後にようやく「お蔵入り」から陽の目を見ることとなった、いわく付きの曲なのだ。第4楽章で弾けるが、それまでは暗く重苦しい雰囲気が覆っているのである。だから、それらと第4楽章のコントラストをどう弾き分けるのか、または分けないのか、によって演奏の価値が決まると思っている。

そんなわけで、ブラームスのV協は、私が持っている唯一の盤・・・だから、リファレンス、とまでは行かない・・・そしてショスタコーヴィチのV協の1番はリファレンスと言ってもよい盤を挙げておきたい。
前者はムターの若い頃、そして後者は五島みどりの、今よりは少し若い頃のものである。
そして、ついでに見つけた、パディアシュヴィリのもの、そして庄司紗矢香のも。後者2枚は、私は持っていないが期待できそうだ、ということで。

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