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2011年11月 2日 (水)

マーラーをDTMで鳴らす (6)

さて、解説書つきのfinaleを手許に置くことになった。しかし、一通りのことは分かるのだが、マーラーの中期の作品のように複雑な譜面を入力するにはもっと詳しい解説本が必要だということがすぐに分かり、下記の本もすぐに入手することとなった。

これでかなりのことが分かるようになったのだが、購入の動機の1つであったGarritan Instrumentsの使い方が、上記の本でもまだよく分からなかった。これについては色々なウェブページを参考にさせてもらった。

経過と方法は煩雑になるので割愛するが、結果、Garritan Instrumentsが使えるようになって、逆にGarritan Instrumentsの欠点というか、限界も見えてきた。
弦楽器の音は文句なしに素晴しいが、他の楽器についてはさほど優れているとは言えないこと。これが1点だ。換言すると、もともとfinaleにもPrintMusicにも搭載されているソフトシンセ SmartMusic SoftSynth が結構良い音を出す、ということでもある。

もう1点は、Garritan Instrumentsが備えている楽器の種類が少ないこと。例を挙げると、金管楽器はB♭管しかない。また、打楽器も比較的種類が少なく、マーラーの4番に使われている鈴の音などは、どうしてもリストに見あたらなかった。こういう曲は、SmartMusic SoftSynth を使うしかないことになる(演奏例は該当ページご参照)。

このためGarritan Instrumentsで鳴らす曲とSmartMusic SoftSynth で鳴らす曲とを仕分けして決めて行く作業が必要となった。

そして本格的に、中期の曲の入力にかかったのだが、困ったことに、ある程度以上のファイルサイズになると、私のPCでは鳴らなくなってしまったのである。
そんなときも、内蔵されているmidi音源であれば鳴るので当面それで鳴らしながら入力を進めて行った。

しかし、midi音源の場合、かなり音質が落ちる。
で、試しに嫁さんのPCで動かしてみると、キッチリ動くのである。同じWindowsVistaなのだが、嫁さんのPCの方が比較的新しく、CPUも速いようだ。(ちなみにfinaleは2台のPCまでのイントスールを許可している)

で、曲の仕上げは嫁さんのPCを使うことにした。
finaleで使える音源は3種類あるが、midiは使わず、Garritan InstrumentsとSmartMusic SoftSynthを使い分けることにしたのである。(この辺りの経過は、関連ページをご参照)

この段階では、当初考えていた内容の8割程度に抑えてでも、できたものから順にアップして行こうかと、再度考えてもいた。従って、9月11日付けの記事を最後に記事の更新を休んだときは、数日で復帰するつもりだった。
しかし、やっているうちに欲が出てきた。

当初は予定していなかった演奏例を加えてみたくなったのだ。
総譜の中で、1小節で1ページを要するという、とんでもなく音符の数が多い部分が、マーラーの曲には存在する。
ここで、交響曲第4番の第3楽章の終りの部分と、交響曲第6番の「月光のエピソード」の演奏例を入れたくなり、どちらを先に入力したのか忘れたが、我慢強く入力してみると、これが絶大な効果をもたらしたのである。

また、何度か聴き直し、可能な限り入力ミスを修正しているうちに、何日も経過してしまったわけである。

こうしたことを経て、いよいよ完成し、アップしようとしたら、とんでもないことに気がついたのである。

(この稿続く)

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