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2011年9月 1日 (木)

N響アワー 2011年8月28日 続き 「楽器体験コーナー」について

毎年N響ほっとコンサートでは、ロビーでN響のメンバーが来場客に楽器を触らせたり吹かせたりし、アドバイスする、という「楽器体験コーナー」なるものが催されている。

しかし、どうもこの映像を見るたび、気になって仕方ないことがある。
N響のメンバーも来場者も善意の人たちばかりだという前提に立っても・・・。

  • 弦楽器の場合、コンサートマスタークラスだと、家一軒買えるほど高価な楽器を使っている。素人に触らせ、間違って壊してしまったらどうするのだろうか。
  • 大きな楽器の場合、間違って落として壊してしまったらどうするのか。
  • そして、これが一番気になるのだが、管楽器だと吹き口にツバがつく。言い方はキツイかも知れないが、実に不潔なものである。持ち主本人は仕方ないから(自分のものだから)使うが、他の人のツバがついたりするのはお互いにイヤではないのか。

ちなみに、金管楽器には演奏者が使うことによって、時間とともにツバが溜まる。その溜まったツバを排出する弁が必ず付いている。長い休符のとき、金管楽器の奏者が弁を下にして楽器を振っている処をときどき見かけるはずだ。ああして溜まったツバを抜かないと音が出なくなってしまうのだ。

木管楽器にはそうした弁はない・・・はず。良く知らないので・・・が、吹き口と反対の、筒の空いた側からツバを排出する。

そうした性質のものであるから、N響が使っている楽器を触らせたいのであれば、1回ごとに消毒すべきものだ。
そんな面倒なことをするよりも、来場者が自分の楽器を持ってきて教えてもらうとか、貸し出し用の楽器を別に用意すべきだ(この場合も1回ごとに消毒は必要)。

この催しに限らず、どうも最近こうした点にデリカシーを欠く風潮があるように思えてならない。

私の世代の若い時分、例えば憎からず思っている女性がジュースなどを飲んでいるグラスから、誤って飲んでしまった場合、「やー。間接キスだ」などと喜んだり困惑したりしたものである。男女逆の場合も同じ。
みちろん、故意に間違ったフリをしたこともあっただろう。
また、半ば公然と同じクラスから飲んでいる男女は、かなり深い関係だと周りにも「宣伝」していることとなった。

ところが、最近は、そんなことは平然と行われている。お互い、何でもないことのように振る舞っている。余り良いことではない。

「楽器体験コーナー」に垣間見た無神経さも、そんな風潮の中にあるように感じるので、苦言を呈しておく。

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