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2011年8月17日 (水)

名曲探偵アマデウス 2011年8月11日 マーラー「復活」

特集「オーケストラのすべて」という企画の最終日。事前にこの日の曲がマーラーの「復活」だということだったので、ある程度の期待と、知っていること以上の知見を得ることは余りないだろう、という「期待しない」という気持が入り混ぜとなって放送を迎えた。

結論としては、余り新しい知見は得られなかった。
1つだけ挙げると、第5楽章のオケだけの部分で、「怒りの日」のテーマが使われている、ということくらいか。

事件としては、人型ロボットの研究者が、マーラーの「復活」を聴いている最中にフリーズしてしまって元に戻らない、と相談。
曲全体が「生と死」をテーマにしていて、とくに第4楽章では天国への憧れが歌われていることから、そこでフリーズしてしまったのでは?ということになったが、最後には「復活」するのだから、フリーズした中でも聴いていたら結論が変る可能性が・・・ということになる。
演奏のあと、予想通りにこのロボットは復活する・・・鉄腕アトムが最初に生命を吹き込まれたときのシーン・・・横たわったまま、静かに目を開けるシーン・・・を真似したと思えるシーンで終る。

演奏はシュテンツ指揮によるもの。
この演奏は、昨年N響アワーでマーラーの交響曲をシリーズで採り上げた中で、唯一・・・正確に言うともう1曲、広上淳一による「大地の歌」を挙げてもいい・・・マシな演奏だったので、演奏例として挙げるのに異議はない。

しかし、この演奏について採り上げた2011年1月19日付の記事にも書いたが、字幕で示された歌詞の訳、何とかならないか、と改めて思った。
その記事で触れたドイツ語の du と Sie との訳し分けについてはなぜか修正されていたのだが、天または神の声と思われる部分と、自分自身に呼びかけていると思われる部分の訳し方が、ちょっと違うような気がするのだ。
マーラーの詞が曖昧でどちらとも取れるものだから、ということがあるにせよ、女性と男性による合唱、男性だけの、または女性だけの合唱、そして2人の女性ソロ、という具合に、歌詞によって歌い手が異なっている・・・そう作曲されている・・・ことを考え合せれば、おのずと訳し分けの方法も見えてくるのではないかと考えるのである。

この曲の演奏のベストは、上記の記事でも採り上げたが、ワルター盤とバーンスタイン盤。
そして、この曲については私の「題名のない音楽館」内の記事を、ぜひともご一読ください。

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