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2011年4月 7日 (木)

大震災の報に接して聴いた「大地の歌」

2011年3月11日は、歴史に残る大災害の日として、永く語り継がれる日となった。

この音楽評のブログで、当日、余りの事態に、一両日休む旨を書いたのだが、次々に報じられる映像の凄まじさに驚き、衝撃の余り何もする気がしなくなり、そのままの気分が続き、結局1ヵ月近くの休載となってしまった。

こうした中、無性に聴きたくなったのが、マーラーの「大地の歌」。
この曲の私にとっての決定盤はワルター指揮ウィーンフィルのものだが、余りにも毒が強いかと思い、2月23日に触れた、広上淳一指揮による、N響アワー(2011年2月13日放送)を録画したものにした。それも、第6楽章「告別」だけである。

ブロムシュテットが、この曲についてだったか、「9番」についてだったか、「辛さだけなく、生きることの喜びが含まれている」と言ったことがあり、「毒」のないマーラーなんてマーラーではないと信じる私は、「何を言ってんだか。だから『健康的な』マーラーを演奏する人は困ったものだ」と思ったものだったが(どこかで書いたような気もするが)、この大災害の報道のあとに聴くと、確かにそんな聴き方もできるとも思うことができた。

友と別れたあと・・・・恐らくこの友は、死を覚悟した、永の旅に出るのだ・・・春になれば美しい大地が廻ってくる、永遠に・・・という主旨の歌詞、そして途中のメロディーの美しさには本当に泣かされた。

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