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2011年1月25日 (火)

題名のない音楽会 2011年1月23日 ローマの祭

2011年1月17日の記事で、「名曲探偵アマデウス」で「ローマの松」を採り上げたことを嬉しく思って書いたが、その1週間あとに同じレスピーギの「ローマの祭」を「題名のない音楽会」で採り上げるとは、何と言う偶然だろうか。

番組そのものが1週間しか開いていないのだから、示し合わせて、または参考にして曲目を選べるわけはないと思うので、やはり偶然なのだろう。
そして、「アマデウス」でもやっていたように、「音楽会」でも、レスピーギ自身が描いたプログラムをテロップに流しながら演奏していたので分かりやすかったし、第1部「チルチェンセス」と「主顕祭」の簡単な楽曲分析をしていたのも良かった。

大きく異なるのは、シエナ・ウィンド・オーケストラによる吹奏楽版だという点。

最近吹奏楽コンテストでこの曲を選ぶ学校が増えたとのことで、見本演奏を兼ねてという意味がある。まあ、これはこれでも良いだろう。オーケストラの曲を吹奏楽に編曲して聴いて、弦楽器がないことにイライラすることが余りないのは不思議だが、吹奏楽版にしてもそれなりに聴ける曲を選んで編曲しているのだろうし、それなりに聴けるように編曲しているということなのだろう。

「祭」とともに「松」も吹奏楽コンクールなどでよく採り上げられているように思う。これなどは冒頭の弦楽器主体のきらびやかな音色が管楽器だけだと少し無理があるようにも思うが、どのような音になるのか、聴いたことがあるのに記憶にはない。「無茶をするなあ」と半ば呆れているだけで、記憶に残る演奏ではなかったのだろう。

さて、先の記事で、「松」の、とくに「アッピア街道の松」が、ハリウッドの歴史物のスペクタクル映画に多大な影響を与えたと書いたが、この「祭」の冒頭の「チルチェンセス」も、皇帝ネロがキリスト教徒を迫害するため猛獣と闘わせたというクダリ、とくにアァンファーレは、まさにハリウッド映画そのものだ。

さて、この曲も、私は「松」と同様に、ムーティー盤とデュトア盤で聴いている。「松」ほど好きではないのでスコアは持っていないが、これも同様に、最近では国内版で安く入手できるようなので、併せて紹介しておく。

ひょっとして吹奏楽版を聴き慣れている人の方が多いかも知れないが、であれば是非ともオーケストラ版を聴いてもらいたいし、スコアを吹奏楽版と見比べてみて欲しい。

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