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2010年12月23日 (木)

芸術劇場 2010年12月3日 トリスタンとイゾルデ

2010年12月14日の記事に書いたが、芸術劇場で大物があり、何れも録画したまま見るのが億劫で放置したいたのだが、HDDを空ける必要に迫られて視聴し、編集も行い、大いに疲れた。

「ロミオとジュリエット」と「トリスタンとイゾルデ」である。
「ロミオとジュリエット」はチャプターを切るのが手間だったことによるが、作品自体は好きだし音楽と吉田都の踊りに酔うことができた(2010年12月1日の記事を参照ください)。
しかし、「トリスタンとイゾルデ」は格別に好きというわけではなく、日本人が主体の公演ということもあり、よほど聴かないで消去しようかと思ったほどである。

しかし、ウェブで調べていると偶々絶賛しているページがあったので、意を決して見てみることにしたのであった。

見て良かった。録画しておいて良かった。
舞台装置が、ワーグナーの楽劇で行われがちな、奇妙なものではなく比較的簡素なもので音楽を邪魔しないのも良かった。

余り好きではないと書いたが、前奏曲、愛の死、そして何よりも第1幕の終りの方で、トリスタンとイゾルデが共に毒薬を飲んで死んでしまおうとして・・・実は侍女が媚薬に取替えていて・・・自分が死んでいないことに気付き、相手も死んでいないことに気付き、それどころか、抑えていた感情が一気に爆発して熱烈に抱擁を交わす場面と、そこに流れる音楽は、いつもゾクゾクする。

トリスタンだけが外人だが他は全て日本人によるもので、これほど良い演奏ができるようになったのか、と感心したのは事実だ。

難点を一つだけ。
「愛の死」の部分、もう少し深みが欲しかった。途中からただ叫んでいるようになってしまった。

私が推す、この部分だけのベストは、カラヤンの指揮でジェシー・ノーマンが歌ったもの。ザルツブルクにおけるライブ録音である。

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