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2010年2月 8日 (月)

デュトア指揮 N響第1663回定期 続き

(前稿から続く)

「左手のための協奏曲」は、聴いているうちに「ああ、この曲、大好きだったんだ」と思い出した。このブログの親ページ「題名のない音楽館」に「大好きな曲」というコーナーがあり、そこに何れアップしようと思う。

「思い出した」というのは、最近は「左手」ではなく両手のためのピアノ協奏曲の方をよく聴くようになっていたためである。今ではどちらも好きになったが、最初に好きになったのは「左手」の方である。聴き始めは「両手」であったが、中々良さが分からず、とくに第2楽章が冗長に感じたし、直後の第3楽章が短くアッサリしすぎているのも好きになれなかった要素だ。

それに対し、「左手」は初めて聴いたのが、当時済んでいた西宮に来たのだったと記憶するが、また、大フィルだったかN響だったか定かでないのだが、実演によるもので、初めて聴いて即、好きになったのだった。ピアノは木村かおりだったかと思う。

久しぶりに聴いて、見て、これは凄まじい曲だと改めて思った。最初に聴いたとき以来、なんでこれが左手だけで弾けるのか?という思いがしているのだが、テレビだから手のアップもあり、手の動きの尋常ならざる速さと指使いにある程度驚いた。

「ある程度」というのは、本当に驚いたし圧倒されたのは、この稿を書くためと何れ「大好きな曲」にアップするための資料として、この曲の総譜(スコア)入手し確認してからである。

よくピアノの技巧的な曲、例えばリストなどの曲を評するときに、「これを10本の指で弾いているのだからスゴイ」といった言い方をする。その言い方に倣うと、まさに「これを5本の指だけで弾いている」という驚きである。入手した総譜の解説によると、ラヴェル自身は片手では弾けなかったそうだ。

この日のピアノは、ニコライ・ルガンスキーという人。確かこれまでに聴いたことはなかったはずだ。所々、私のテンポ感覚より遅めに感じる部分があったが、まあまあ良い演奏だったのではないか。好きだった曲として改めて思い出させてくれるのには十分だったのだから。

(この稿さらに続く)

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