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2009年4月 1日 (水)

ユジャ・ワン  「のだめ」の雰囲気、アルゲリッチの? 再来 ?

ラフマニノフの「パカ゜ニーニ・ラプソディ」は大好きな曲だ。アシュケナージ盤で満足していたのだが、先日テレビを見ていたら、スゴイ演奏に行き当たった。

ボサボサの髪で、赤の演奏会用ドレスに身を包んだ、決してスマートとは言えない女性が登場し、ちょこんと座って弾き始めた。「あ、のだめが出てきた」と思った。その演奏は、しっかりしたテクニックとノリの良さと情感を併せ備え、さらに何かスゴ味をもったもので、どんどん引き込まれて聴き進むにつれ、「のだめ」の印象から、次第に、若い頃のアルゲリッチを初めてテレビで見たときのことを思い出していた。とくに第18変奏では涙が出てくるのを押さえ切れなかった。この曲でこんなことは初めてである。

デュトア指揮N響との共演による、ユジャ・ワンの演奏であった 。

中国人のピアニストというとユンディ・リとかランランが有名だが、彼らの演奏を聴いても良いと思ったことは全くない。とくにランランは大変うまいのだが、何かスゴ味に欠ける。深みに欠けると言ってもよい。ユジャ・ワンは彼らの上を行く存在となってゆく可能性大だと思う。

1曲だけ、1回だけの演奏でたちまちファンになってしまう、という演奏者と演奏がある。テレビで見たとか、FMで聴いたという程度でもそうした出会いがあるので、音質には余り関係ないことが分かる。1回の演奏どころか、最初の1音は無理かも知れないが最初の1フレーズで分かることさえある。久しぶりにこうした出会いをユジャ・ワンという人で体験できた。注目し、応援してゆきたい。

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