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2011年4月26日 (火)

阪急電車 (1) 関テレが盛んに宣伝していた理由

有川浩著による「阪急電車」が映画化され、本記事執筆時点の2011年4月23日、関西で先行公開された。

原作本については既に2010年9月22日付けの記事でお薦め度★★★★★として紹介していて、このブログの右サイドにもお奨め本として掲示している。

そこでも触れているが、意外な本がヒットするものだと思ったし、まさか映画化されるとは想像もしなかった。
舞台となっている線が、今津線と言って、阪急ファンか、沿線近くに住んでいる人でないと、必ずしも馴染み深い線ではないと思うからである。

事実、関西テレビで朝放送している「よーいドン」という番組で、「となりの人間国宝さん」を探して歩くコーナーで、2011年4月21日(木)と22日(金)の2回に分けて、この線の小林駅周辺を歩いていたが、歩いていた月亭八光が、この線を舞台にした映画があり、公開が迫っているということを知らなかった。大阪に生れ育った彼にしてからがその通りなのである。

これは、彼がモノを知らないというより、その程度にしか認識されていない線だと解釈する。
何しろ、阪急電鉄には「本線」の扱いとされている線があり、それは「神戸本線」「宝塚本線」「京都本線」の3線で、今津線は支線の扱いなのである。

また、3線ある「本線」の中では、「神戸本線」が最も阪急の「顔」となる線で、次いでは宝塚歌劇で有名な宝塚が終点となっている「宝塚本線」ということになる。

宝塚本線」は、この鉄道発祥の線であり、箕面と有馬という、大阪や神戸に近い温泉地を結ぶべく「箕面有馬電気軌道」として始まった。だが、宝塚まで到達した時点で、その先の建設を断念し・・・多分、費用が掛かりすぎると考えられたためだと推察・・・宝塚までとした。

「神戸本線」は、先に開通していた阪神電鉄よりも高速に走ることをアピールすべく社名を「阪神急行電鉄」と称することとなったキッカケを作った線である。「阪神急行電鉄」を略して「阪急」と呼ばれるようになり、最近になって社名も「阪急電鉄」となったわけだ。

ところで、先に挙げた「よーいドン」に限らず、なぜか関西テレビで、というか関西テレビだけで、この映画の宣伝を盛んにやっていた。
初めは他の曲でもやっているように思っていたが、すぐに関西テレビだけが宣伝していることに気が付いた。
理由はすぐに分かった。

関西テレビの大株主・・・第2位・・・が、阪急なのである。正確には阪急阪神ホールディングス。

(この稿続く)

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