カテゴリー「「題なし」の雑感」の記事

2016年4月18日 (月)

シャープ崩壊

(日本経済新聞社 2016年2月。副題「名門企業を壊したのは誰か。お薦め度5)

最初にカミングアウトしておきますが、シャープOBです。

片山さんが社長になったのと同じ年に「卒業」しました。 リーマン・ショックが始まった頃で、濱野副社長が「危機的な状況。売れる物は全部売れ!と大号令をかけていました。
その後リーマン・ショックは何とかくぐり抜けることができたと認識していたのに、なぜホンハイなどという会社の軍門に降るまでに堕ちてしまったのか。

本書でそのプロセスが手に取るように分かり、「そういうことだったのか」と納得しました。

社是に「いたずらに規模を追わず・・・」とある通り、もともと身の丈に合った経営をする会社でした。身の丈に合わないものには取り組まない会社でした。慎重に慎重にコトを進める会社で、管理指向が凄く強く、ハッキリ言ってケチでした。キャッシュフローを重視し、できるだけ借金はしないようにしてきた会社でした。

液晶テレビで大成功を収め、「アクオス」が薄型テレビの一般名詞化してしまった頃もありました。 しかし、液晶テレビが売れに売れたのは、「地デジ化」が迫る中で、やむなく買う人が殆どだったということが殆どの理由。そう。それだけに過ぎない。
けど真実を見抜こうとせず、技術力を含めて自分の力によるものと過信したのが元々の誤りの源。その意味で片山さんがシャープを崩壊に導いた張本人であるというのは私を含めてかなりの人が指摘している通りです。

しかしそれだけではない。

崩壊の過程の説明に人事抗争を持ち出すのは、理解はしやすいのだが一面的に過ぎると思う。 銀行出身の取締役の発言力が強くなりすぎ、生え抜きの取締役の思惑通りにコトが進まなくなってしまった。これはWBSなどでは報道されたが本書では触れられていない。結局、銀行出身の取締役の賛成多数でホンハイの参加になる道を選んでしまった。

そして、もっと基本的なことは、「お客様が欲しいと思って下さる商品」が創り出せなくなってしまったこと。これはシャープだけではない。

端的に言うと、殆どの商品が各家庭で溢れかえるようになってしまっているということ。洗濯機も冷蔵庫もエアコンも掃除機もテレビも、もはや買替え需要が見込まれるのみ。

そしてこの基本的なことに触れていないのは日経ならではの書き方だ。

尚本書が上梓された段階では、ホンハイ傘下に・・・という寸前までは行っていたとはいうものの、まだ決定はしていなかった段階であった。 その後傘下に入り、そのあとで出資額を値切られ、銀行出身の取締役の思惑とは全く異なる方向に進んでしまうこととなったのはご存じの通りである。

シャープに関心をもってきておられた方々には是非とも読んで頂きたい。もちろんシャープOBには必須の書と言うべきだろう。

 

2014年11月30日 (日)

ホームページ「題なし」の表示修正を完了しました 続き

こうした修正は、HTMLを直接書いたり、スタイルシートを適切に書いたりできる人には無縁なのかも知れない。 私はホームページビルダをそのまま使い、部分的にページとHTMLを見比べながら手を入れるという方法をとっている。しかし、私のような使い方、実はかなり多いのではないか。 こんなに手間を取らせるなんて、Windowsのバージョンのせいなのか、IEのバージョンのせいなのか、MSも随分なことをしたものだ。 フォントの問題は別にして、中央表示が崩れるというのは、回避することができなかったとは思えないのだ。そうした配慮がなかっただけのことではないのか。 百歩譲って、どうしても回避できなかったのだとして、そのことに関するアラートって、出したことがあるのか。 また、これらのバージョンアップにどんな意味や価値があるのか。私には無意味だとしか思えないのだ。 そしてホームページビルダだが、これも余り意味のないバージョンアップを続けていると思う。ワードプレスだか何か知らないが、余計なものを付けるよりも、もっと安定して動くようにすることの方が重要なはすだ。とにかく、転送設定などがよく落ちるのだ。 IBMの仕様をそのまま鵜呑みにするほどジャストシステムが無能だとは思いたくないのだが・・・。

 

2014年11月 3日 (月)

「雑学頓珍館」の改装を終了しました

掲題のページの改装を終了しました。

お時間があれば、是非ともお立ち寄り戴きますようお願いします。

2009年3月以来、5年ぶりの改装です。
元々は、Windowsのバージョンの問題なのか、IEのバージョンの問題なのか、以前に画面表示をせっかく中央揃えに直したのに、いつの間にか左寄りに戻ってしまい、挙げ句、文字の表示が凄く汚くなってしまっていて、それを修正しようとして始まったのです。

直しながら、どうしても元の文に目が行くこととなり、私の手による「編者注」の追加・改訂も行うことになり、2カ月の休載となってしまいました。

一般のページでも、突然画面表示が左よりになったり、文字が汚くなったページを見受けます。私のページと同じ理由だと思います。色々と調べましたが、Microsoftのページにも、ジャストのホームページビルダのサポートにも、一切記載されていないようでした。

色々なウェブライターの方々によるページで、同様のケースが報告されていて、対応策にも言及されておられ、参考になりました。

私は、一からhtmlを書いたり一からcssを書いたりは出来ませんので、画面の中央表示の復活は自分なりに見つけた力ワザでやることにしましたが、余りモチベーションの上がる作業ではないこともあり、「題なし」全体にわたり、少しずつやってはいますが、中々捗りません。結果、掲題のページが先んじて終了という運びとなりました。

どうせなら見やすい文字にしたいという気持ちもあり、色々と参考にし検討の結果、フォントをメイリオに変更すると相当改善することが分かり、併せて作業を行いました。現在では、他のページと比べて、かなり見た目が違うはずですので、ご覧頂けますと嬉しいです。

2014年9月10日 (水)

筆記具放浪記(13) ラミーの万年筆 そしてカクノ

ラミーの商品に手を出したのも、元々は万年筆を探すためだった。
後先になるが、ラミーの万年筆。これも、デザインや軽さはン? という処があったが、品質の良さには驚いた。少し硬めのペン先だが、滑りは悪くない。

こうして手にしてみると、ドクター愛用というのも、少々ラフに使っていても大丈夫そうであること、そして、安っぽさに繋がる要因でもある「軽さ」が大きなメリットであるように思えてきた。
デスクから誤って落としてしまい足に当たっても怪我をしにくいのだ。これは自分で経験して分かったことだ。

で、パイロットの万年筆を色々と探していた頃、「カクノ」というシリーズがしょっちゅう目に入った。
ラミーの軸も角張っていてカラフル。カクノも角張っていてカラフル。ひょっとしてラミーを真似したのではないかと疑ったのだが、これも手にして驚いた。

何とぶりスターパックに入った状態で届いたのである。ラミーだって安そうだとは言え紙のシッカリした箱に入って届いたのに。これはないだろうと思った。
それに、写真で既に分かっていたことだが、何年筆なのにクリップがないのだ。何じゃこれは。

しかし、書いてみて今度は品質の良さに驚くこととなった。
軽いし安っぽいし、どうにもならないのだが、ペン先の書き味はどこかで体験している。
って、これ、コクーンの書き味ではないだろうか。
結局気に入って、細字用と中字用を揃えてしまったのである。

あとで、これが日経トレンディ7月号で(本日現在、まだ売っているみたいだから、手に取られてはいかが?)、上半期ヒット商品ランキングで、「ゲーム・玩具・文具」部門で6位に入賞した商品であることを知った。
そして開発のコンセプトとして、「ターゲットは子供とし、新しい需要を開拓する。但し、書き味は大切にし、3000円クラスのものと同等とする」ということだった。
私が「コクーンの書き味」と書いたのだが、当たっていたわけだ。しかし、コクーンが持ちにくく指が痛くなってしくまうのに、カクノは持ちやすい。
これは売れるわけだ。安いこともあって、子供だけではなく大人まで幅広く売れているらしい。半年で30万本売れたそうだ。クリップがないのも、筆箱に入れるなりデスク専用とするなりという使い方なら、さほど不便は感じないわけだし。

パイロット自体の業績も、これによって上昇したようだ。
しかし、コクーンを買う理由は、カクノによってなくなったとも言える。痛し痒しなのではないか。

ここで、私の、筆記具マイブームは終わった。
現在、結局パーカーは余り使わず、万年筆はパイロットのカスタム74。
ボールペンとシャーペンはラミーを常用している。

ちなみに、カクノとラミーの万年筆だが、何れも、2週間ほど使わず、何の手入れもしなかったとき、スッと書き出すことができた。サスガに立てて置くのは無理があったが、トレイに寝かせておくと大丈夫だった。

2014年9月 9日 (火)

筆記具放浪記(12) ラミー 驚きの品質

結局、元々の目的が、何れもパーカーの、万年筆とシャーペンで代わりのものが必要となった・・・ということに何の解決も何の代替もなく終わってしまうに不満が残っていたこともあり、折角何本かは中古買い取りに売ってペン立てもペントレイも空いてきたのに、またまた何本かに手を出すこととなった。

まず、ラミー。
これは、パーカーで検索すると何故か幾つかの商品が紛れて表示されるので、ずっと気になっていた。写真を見ると「あり得ないでしょ」というくらい、安っぽいデザインだ。色が妙にポップなのと、何と言っても巨大なクリップ!
しかし、よくよく見ていくと、病院などでドクターが愛用・・・という記載があったりする。

で、騙されたと思って一度手にしてみることとしたのである。

いざ手許に来てみると、驚いた。余りの軽さに驚き、しかしすぐ次に品質の良さに驚いた。
そして、何と言ってもドイツ製らしいさいうこと。「ドイツで設計した」ということなのか「ドイツで製造した」ということなのか、私の英語力では判別し難いが、クロスのボールペンなど既にどこ製か分からなくなっているのに(以前はメイド・イン・USAだったのだ!)、大したものである。

途中の敬意は省略して、現在の結論とお薦めだけを挙げておく。
ボールペン。現在パーカーを押さえて私が最も日常使いをしている。「アルスター」シリーズよりも、「サファリ」シリーズが持ちやすく使い易いはずだ。私は何本か色違いで買ってしまったが、イチ押しはブラック系。何と言ってもノック式であることが大きな特長。
ボールペンはノック式が良いのに、なぜこの方式が少なくなったのだろうか。

シャーペンも同様に中々いい。何と言っても、Wノックであるのが凄くいい。これもサファリシリーズから・・・。

順序が後先になるが、本来は、このラミーも、万年筆を探すのが目的だった。
これについては次回・・・。

2014年9月 8日 (月)

筆記具放浪記(11) 結局、中古買い取りで処分

色々と買っているうちに、ペン立てもペン皿も溢れてきて始末に終えなくなってきたので、中古買い取りに出して処分することにした。

嫁さんも娘も余りこうしたものには関心を示さないし、既に何本かは押しつけていて、これ以上は要らないということになってもいた。

で、色々とネットで調べていると、「キングダムノート」というサイトに行き着いた。
「ワンプライス買い取り」というキャンペーンをやっていて、成約2本以上だと買い取り価格を優遇というのもあったので魅力を感じた。

さらに調べると、これは「シュッピン」という会社が運営していて、その会社はレッキとした上場会社で、社長兼創業者は鈴木慶と言って、ソフマップの創業者でもある。
私が現役時代に商談でお越しになったのをお見かけしたことがあり(お話はしたことない)、また私のパソコン歴の初期はソフマップでMacを買ったり買い換えたりしていたので親しみも感じた。

ちなみにソフマップは経営難に陥り、丸紅傘下を経てビックカメラ傘下に移行。その後完全子会社となり上場廃止となったようだ。

ともあれ、何度かメールで問い合わせして、「キングダムノート」で売却することとした。
ちょっと誤算だったのは、パイロットの「コクーン」「カヴァリエ」、クロスの「クラシックセンチュリー」など、3000円クラス以下のものが「買い取り対象外」だったという点だ。

結果、何本かは余ったが、余り愛着が湧きそうにない万年筆とボールペンの数本が手許から消え、幾らからのお金が手許に来た。

これで終わりにしようと思っていた。
本当にそう思っていたのだが、結局、もともとパーカーの万年筆の調子が良くなく、同時期にパーカーの(ずっと愛用してきていた)シャーペンの替えを探すことから始まっていたのに、何の進展もなく何の解決にもならず不満が残ってしまうのもイヤだった。

このため、また色々と買い込んでしまうことになったのである。

2014年7月 2日 (水)

なぜ歳をとると時間が速く過ぎるのか

それなりに歳を重ねてきた身として、ある時から疑問に思ってきたこととして、時間の過ぎ方が年々速くなってきているという点である。

とにかく、時間の過ぎるのが速い。

このブログなども、「これこれを書いたら呑もう」と初めに想定しているのに、滅多に実現できなくなってきた。週末だけ呑むようにしているのだが、それを目指して色々と計画しても、殆ど実現できなくなってきた。
そうして1週過ぎ、2週過ぎしているうちに、どんどん当初計画から遅れていき、達成感のないまま週末に呑むというケースが多くなってきた。

最初、これは現役から退いたため、「〆切り」がなくなったため・・・つまり時間を切って約束する相手が殆どいなくなったため・・・かと思った。
自分なりに〆切りを設定しても、つい自分に甘くなってしまうためだということでもある。

しかし、どうもそれだけでは説明しきれないとも思うようになった。

で、次に考えたのは、「今まで生きてきた総時間」をAとして、「今日の現在、まさに過ぎつつある時間」をBとしたとき、B/Aの値がどんどん小さくなってくるから、どんどん時間が速くなってくる感じがする、いうこと。即ち、「今まで生きてきた総時間」分の「現在」という値がどんどん小さくなつてくるため、ということだ。

幼い頃、1日がどれほど長く感じられたことだろうか。
こう考える人は他にも結構いるようで、具体的には思い出せないが、テレビでも本でも、そうした見方をする人を結構見かけるはずだ。

しかし、つい最近、もっと合理的かつ整合的な見方を考えついた。

1週間とか1ヵ月とか、また1日とか、そうした時間であれば、今まで生きてきた総時間を分母とした現在の時間ということで、かなり説明がつくだろう。
しかし、現実には1分なり10分なりという時間も短く感じるようになってきたのである。

10分という時間でも、1分という時間でも、時計を見ないで大体の時間を見繕い、言い当てることのできた時期があった。
それが、現在ではどうか。1分なり10分なり、「ここ」と思って時計を確認すると、殆どの場合、時計の方は先に進んでしまっている。自分の感じている時間・・・これを、正確ではないかも知れないが「体内時計」とし、時計に代表される時間を「物理的時計」とするならば、明らかに、物理的時計に対して、体内時計が遅くなってきているのである。

こう考えると、よく文学作品などで、年寄りの生活を指して、「ゆっくりと時間が過ぎていく」などと表現されるのも、物理的時間に比べて、年寄りの時間というものが遅く見えるためだと理解できる。そして、これは年寄り側からすると、「周りの時間がどんどん過ぎていく」ことでもある。

早く言うと、歳をとるほどに体内時計が遅くなり、それは動作が遅くなるということでもあり、外界は同じペースで動いていても、相対的に速く感じるということなのではないか。

そうすると、音楽の演奏でも、自分が感じるままにテンポを設定してDTMを入力すると、恐ろしく遅いテンポだ・・・ということをよく感じるようになったというのも説明がつく。

だから、「題なし音蔵館」で、当初収録していた曲のテンポ設定を、ちゃんとCDなどを参考にして修正するハメとなった。
CDと言えば、以前は最適なテンポとして愛聴していた演奏の、かにりのものが、自分にとっては既に「速すぎてせわしない音楽」に聞こえてしまうことね増えた。これも同じ理由で説明がつくのではないか。

こうしたことを考えるのは寂しいことでもあるが、現実として受け止めることも大切てではないかと思う。

2014年4月18日 (金)

改めて言います。Windows8、絶対に買ってはいけません!

WindowsXPのサポートが終わり、対策に追われている人も多いようだ。

同時に、嘆かわしい事態が進んでいる。
Windows8またはWindows8搭載のPCが売れているということ。

改めて言います。Windows8は史上最低最悪のOSです。絶対に買ってはいけません。不買運動を起こして然るべきほどの欠陥OSです。
一度Windows8搭載のPCを買い、とんでもない目にあった私だから明確に言えます。買ってはいけません。

丁度昨年の今頃になります。痛い目にあった顛末記と、なぜ最低のOSだと断言するのかを連載した記事を書きました(http://dainashibekkan.cocolog-nifty.com/blog/2013/03/os-windows1-4c4.html)

端的に言えば、あれは、タブレット用のOSとしては、まあいいのでしょう。限られた画面サイズで、マウスもキーボードもなく限られた制御しかできない機器としては許せないこともない。しかし、画面サイズもそこそこあり、マウスもキーボードも普通に使えるPCで、あんな画面で操作するのはどうにかしている。慣れろと言う方がおかしい。
だいたい、デスクトップをあれほど見た目キレイにして何の意味もない。美しいかも知れないが、無意味に美しいだけ。

発売当初から悪評タラタラだったOSである。一番ひどかったのは、スタートボタンがなくなってしまったこと。スタートボタンの中にあるシャットオフ機能が使えず、動かし始めたら最後、本体の電源を切って強制終了させるしかできないことだ。
正確には、かなり深く探せば画面上でシャットオフできるのだが、誰がこんなところにあるのが分かるか、というレベル。

さすがにこれはマズイと気付いたのか、電源についてだけ解決したような8.1などというバージョンも出たが、そんな弥縫策(びほうさく)でごまかされてはいけない。

幸いに、デルでは未だにWindows7搭載のPCを売っている
新聞広告だけだと法人向けだけのようにも見えるが、サイトに行ってみると、個人用にも販売しているのが分かる。
トップ画面から、「個人のお客様」→「おすすめ」に入ると、「Windows7選択可能」と記載されている機種がある。
「個人のお客様」から好みのタイプに直接入ったら、次の画面にOSを選択できるタブがあるので、そこでWindows7を選べばいい。

店頭販売している処でも、減ってはきたがWindows7搭載機が皆無というわけではない。探してみる価値はある。中古という選択肢もある。中古を扱っているサイトもある。

場合によっては、OSだけをWindows7にアップグレードする方法もある。アマゾンで扱っている。XPからのアップグレード事例も、幾つもレビューされている。

この辺り、数を売っている会社は違うなあと感心したことでもある
アメリカの会社がなべて雑なわけではない。配慮すべきことは配慮し、キッチリと数は確保し、おそらくは、MSに言うべきことは言っているのだろう(MSは、ビル・ゲイツが第一線を引退したあと雑になった)。
日本の会社が、何の抵抗もなく「8」搭載機を売っているように見えるのとは大違いだ。タッチパネル式のPCを売っていたりもするが、キーボードもマウスも使えるPCで、何で画面を指紋や手アカで汚しながら使わんといかんのか

他の人が導入してしまっていたら、借りて、一度でも使ってみたらよく分かる。
8なんかで何かクリエイティブなことをしようとすると、如何に大きなストレスがあるか。
複数のソフトを入れているとき、勝手な順序で地下鉄の表示みたいなアイコンで並べ替えられるのがいかにイライラするか。
変な話、「フリーセル」だって簡単にはできない。買ったら「らしい」ものはできるが、画面がプアで動作が死ぬほど遅い。これ、私にとっては割と大きなポイントだった。愛好者の方、多いのでは?

「8」を導入してしまって「しまった!」と思ったら、画面インタフェースを「7」風にするだけのソフトが結構ネット販売されているから参考にされたらいい。けど万全ではない。

最悪の決断は、「8」から「7」にダウングレードすることだ。上記の私のブログをはじめ、幾つかのサイトを確認している。けど、注意深くやらないと、多くのデータが失われる。

だから、何度でも言う。Windows8は、絶対に買ってはいけない

比較的最近、Windows8のCMが増えたナと思っていたら、XPを終了させるための布石でもあったんだね。完成度が高いとされていたXPを強制終了させ、最低最悪の「8」に無理矢理乗り換えさせようというわけだ。

日常的に世話になっているから余り悪口は言いたくないのだが、どうかしてるよMS

ワードでもエクセルでも、何で゛あんな改悪をしたのか。以前の通り使うことができなくなって、どれだけ困っていることか。・・・必然的に、使う頻度は激減した。

ところで、Windows7自体も、サポート期間が区切られている。2020年1月14日までだそうだ。東京オリンピックの年ですね。本当はMSが大反省してさらにサポートを延長してもらいたい。さもなくば、「8」の次のOSとして、もっとマトモなものを出して欲しい。

上記のデルのサイトは大賑わいしている。アマゾンの「7」の扱いも増えている。駆け込み需要ならぬ駆け終わり需要(?)のさなかのようだ。
このためもあって、「8」を無理矢理使わされるユーザーが増えることを憂え、緊急に書いた。大声で言いたいのだが、ブログで大声とはいかんので、太字を多用して余り品のない記事となってしまった。
けど最後にもう1回、強調したい。

経験者からの忠告です。Windows8は(8.1を含む)、絶対に買ってはいけない

2014年4月16日 (水)

筆記具放浪記(8) 何を筆記具に求めるか

色々と買いながらレポートをしてきたが、要は、筆記具というものに何を求めるかということだ。

実用性を重視するというのは極めて現実的なことだ。PCで書く方が普通になっているので、何も筆記具などにカネをかけることはない・・・ということ。

しかし、私は、それだけではつまらないと思う。

そして、色々と買って試しているうちに、ある考えに達した。
「ペン類は、ある程度の重さが必要」ということである。

ペン類の重さは、親指と人差し指の間(A)で支えられ、書くために使う主として3本の指(B)にも何分の1かは掛かってくる。Bに重さがかかることは、筆圧をかける力が少し減る・・・筆圧を余りかけずに書くことができるということだ。とくに万年筆において顕著だが、ボールペンにもシャーペンにも当てはまる。

しかし、軸の後ろに重心がかかったり、AでもBでもヒッカカリが少なく、ボーッと持っていると滑り落ちるようなものもある。クロスのクラシックセンチュリーがこれだ。

しかし、これこそクロスでごさいというデザインであり、ハタで見ていて分かる人には分かるという点で自慢したい向きには適しているだろう。それよりも私は、機能美を極めた美しいデザインに心惹かれるのだ。

万年筆も、ケアが面倒だとは思いながら未だにパーカーがいいと思うのは、適度な重さと、バランスが良く書き易いこともあるが、何よりもデザインが素晴らしいからだ。
実用性だけであればパイロットで良いのだが、カスタムは余りにも古くさいし、キャップレスは「これ、万年筆と称していいのか?」という、もはや新ジャンルの筆記具というのに近い。

シャーペンもそうだ。
愛用していたパーカーのソネットのシャーペンが壊れてしまったことから今回の一連の流れが起こったのだが、これというものに行き当たらないまま続けてしまった。しかし、ツイスト式という欠点はありながら、デザインで捨て難いので、当面のメインはこれにしている。

パーカーもクロスも、海外メーカーの中では決して高級志向一本槍ではない。モンブランなどもっともっと高価なブランドもある。

しかし、パーカーとかクロスの、ここまで色々とご覧頂いたクラスのものであっても、一度手にすると二度と国内メーカーには戻る気にならない。

実用性だけではなく、もはや趣味道楽の世界なのである。

 

2014年4月15日 (火)

筆記具放浪記(7) 万年筆編 パイロット

パーカーの万年筆に手を焼くのに半ば嫌気が差し、ここはやはり国内メーカーのものを、ということで、何十年かぶりに手を出すことにした。

パーカーでインクの色を変えたり、穴を塞いだり、またボールペンやシャーペンでも並行してあれこれ物色したり検討したりしていた中でのことであり、それぞれの段階で「こうだから、こうして見よう」「これはAという性質のようだから、Bの性格らしいあれを買ってみよう」というのがあったのだが、煩雑になるので、純然と買った順に記していく。

まず、コクーンというタイプ。安さで選んだ。

安いだけのことはあった。手に持ったときの感じがいかにもチャッちいのだ。
何よりも頂けないのは、軸のペン側と軸本体の部分の段差が大きすぎて、しかも突部があり、指が痛くて仕方ないことだった。ペンを持つときに指の力が入る処て、持ち方にもよるのだろうが、私には我慢できなかった。
しかし、書き味は中々のもの。

そこで、もう少しましなものを、と考えて次の2本を続けて買った。
中細字と中字だが、ペン先のサイズで少し迷いがあったからだ。

しかし、買う前に写真で見ていたときも感じたことだが、余りにも古くさいデザインだ。ハッキリ、ダサい。祖父が使っていた万年筆が、やはりパイロットの、こんな感じだった。
この、変わらないこと自体がいいのだ、という考え方もあるが、クロスのように機能美を極めた結果として変わらないというのとは違う。もう少し何とかならんのか、と思わせる。
また、手に持ったときの感触。やっぱり安っぽいのだ。
書き味は可もなく不可もない。中々のものだと言えば中々のものではある。中細字も中字も似たもの。

しかし、手に持ったときの悦びみたいな感じは全くない。

そこで、書き味はそのままにもう少しグレードアップしたいものを・・・と考え、このシリーズの上位機種を求めた。いきなり価格が跳ね上がってしまうのだが、それだけに、期待も大きく持って。

届いて開けていくときのワクワク感は、それなりの価格のものを買ったときのそれで、期待を持ちながらで、久しぶりに味わう感覚だった。
しかし、開けて手に持った瞬間、期待は失望に変わった。

上位機種とは言いながら、この上なく安っぽいのだ。ペン先がやたら大きく、軸も太く、軽く、何でこんなに高いのか全く意味不明。書き味も、上掲の2機種の方がよほどましだ。
手にとったときの悦びみたいなものも、全くない。
今の処今年最悪の失敗買い物となってしまった。

百貨店などで試してみることなく半ばカンで買うこととなるネット購入の危うさを感じたものともなった。

けど、パーカーでこんなことはない。乾燥対策で世話が焼けるが、そこそこの重量も手に馴染む感じも、デザインも、手に取って眺めているだけで、大きな悦びがわき上がってくる。
まあ、パーカーも、ボールペンやシャーペンでは失敗買い物もしたが、それは、それほど価格の高いものではないから、ある意味仕方のないことだと許せる。
乾燥対策さえ厭わないのであれば、前の記事で触れた2機種などは、まず間違いないはずだ。

処で、パイロットの万年筆というと、有名どころとして「エリート」と「キャップレス」の2系統がある。「エリート」は軸の短いシリーズで、軸の短いことに余り意味を感じないので買うつもりはそもそもなかったのだが、「キャップレス」は合理的な理由があると思っていて、関心はあった。
キャップの付け外しの際、キャップの内側にペンが接触し、インクで汚れ、書くときに、そのキャップを軸に取り付けるので、インクの汚れが軸に残る。それに手が触れることで、手が汚れるというわけだ。

また、書き始めるときに両手を使わなくてよい、というのも大きな魅力である。

で、このシリーズ、ピンからキリまで揃っているが、下のものを求めた。

これは期待以上だった。
適度な重みもあり、手になじむ感じも良い。デザインもさほど古くさくない。
クリップ側を持って書くので、持ったときに指が当たるのが気になると言えば気になる。けど、慣れてしまえばどうと言うことはない。また、ノック部が異様に長く飛び出ているのも気にはなる。

しかし、総合的に見て、デザインでも財貨感でも、パイロットの代表選手としていい処に行っていると考える。

そして、察する処、ラインアップの多さから見ても、パイロットは万年筆として「キャップレス」がイチ押しなのであって、他のシリーズには余り力が入っていないのではないか、ということだ。でないと、上掲のカスタムシリーズの(とくに上位機種の)余りのみすぼらしさとかデザインの古さといったものを放置しておくことが理解できない。あれは、捨て置かれたシリーズなのだ。

ここまでの結論として、万年筆は、実用上はパイロット。パイロットのキャップレス。キャップレスという形状に抵抗があるならば、カスタム74。
しかし、もっともっと持った時の悦びみたいなものを感じたいのであれば、世話が焼けることを覚悟していいのであれば、パーカーのソネットシリーズから選ぶといいだろう。

尚、ペン先の太さなのだが、ボールペンも含めて、国内メーカーのM(中字)は、海外メーカーではFとなる傾向がある。海外メーカーのが太めなのである。ここは注意したい。

より以前の記事一覧

2016年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

書評 資料室

Amazonアソシエイト

無料ブログはココログ