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2015年1月12日 (月)

検証 尖閣問題

(孫崎享編。岩波書店。2012年12月21日第1刷。お薦め度 -5)

この本についてはマイナスの評価しかできない。
読後、怒りに震えて眠られなかったほどだ。

通常こうした本に出会ってしまったら、何も書かずにブックオフに直行・・・とするのだが、この本ばかりはそれもしない。廃品回収行きとする。リンクも付けない。

批判の一言二言は書いてからと思っているうちに時間が経ったが、何がどういけないのか。

要は、尖閣問題とというのは、カイロ宣言・ポツダム宣言・サンフランシスコ条約に一貫して書かれている、「日本には本州・四国・九州・北海道の主要4島と、連合国が認めた若干の島々にのみ主権を認める」という処に立ち帰らないと解決できないと主張しているのだ。

「朝までナマテレビ」にも出たことがあるようだが、出席者一同から総スカンを喰ったそうな。あの、左翼が主流の番組においてである。

彼の主張は一部において正しいので、あまりこうしたことに関心を持って来なかった人は騙されてコロリと行くのだろうか。始末が悪い。
一部正しいのだが、その上で尖閣というのは沖縄の一部として連合国(米軍)が占領し、変換時も沖縄の一部として変換されたという事実はどう考えるのか。また、あの国がにわかに領有権を主張し出したのは、あの海域に資源が眠っているという情報をキャッチしてからだという事実はどうするのか、ということである。

彼の主張を通して行くと、沖縄まであの国のものとなってしまう。北方4島も、全部ロシア領だ。

私はこんな本、通常なら見向きもしない。手にとった理由は、ある大先輩が推薦していたから、という1点にすぎない。実に残念なことだ。

困ったことに、ときどきテレビで、「○○に詳しい」とか「元○○大使の」とか言ってコメントを取りに行ったりしているのだ。もう少し相手を見てコメントを取ってもらいたいものだ。
もっともっと、ずっと素晴らしい「元外交官」も「元大使」も存在するのだ。

だって、鳩ポッポとともに外交研究会などを立ち上げているのだ。押して知るべしだ。
ようやくこの一文を書く気になったので、即刻目の前から消えてもらうことにする。

まあ、それでも・・・という人は買って見てください。出版社などは一応記載しておいたので。まあマトモな人なら、「何じゃこれは」と思うのではないだろうか。

 

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