« 筆記具放浪記(12) ラミー 驚きの品質 | トップページ | 「雑学頓珍館」の改装を終了しました »

2014年9月10日 (水)

筆記具放浪記(13) ラミーの万年筆 そしてカクノ

ラミーの商品に手を出したのも、元々は万年筆を探すためだった。
後先になるが、ラミーの万年筆。これも、デザインや軽さはン? という処があったが、品質の良さには驚いた。少し硬めのペン先だが、滑りは悪くない。

こうして手にしてみると、ドクター愛用というのも、少々ラフに使っていても大丈夫そうであること、そして、安っぽさに繋がる要因でもある「軽さ」が大きなメリットであるように思えてきた。
デスクから誤って落としてしまい足に当たっても怪我をしにくいのだ。これは自分で経験して分かったことだ。

で、パイロットの万年筆を色々と探していた頃、「カクノ」というシリーズがしょっちゅう目に入った。
ラミーの軸も角張っていてカラフル。カクノも角張っていてカラフル。ひょっとしてラミーを真似したのではないかと疑ったのだが、これも手にして驚いた。

何とぶりスターパックに入った状態で届いたのである。ラミーだって安そうだとは言え紙のシッカリした箱に入って届いたのに。これはないだろうと思った。
それに、写真で既に分かっていたことだが、何年筆なのにクリップがないのだ。何じゃこれは。

しかし、書いてみて今度は品質の良さに驚くこととなった。
軽いし安っぽいし、どうにもならないのだが、ペン先の書き味はどこかで体験している。
って、これ、コクーンの書き味ではないだろうか。
結局気に入って、細字用と中字用を揃えてしまったのである。

あとで、これが日経トレンディ7月号で(本日現在、まだ売っているみたいだから、手に取られてはいかが?)、上半期ヒット商品ランキングで、「ゲーム・玩具・文具」部門で6位に入賞した商品であることを知った。
そして開発のコンセプトとして、「ターゲットは子供とし、新しい需要を開拓する。但し、書き味は大切にし、3000円クラスのものと同等とする」ということだった。
私が「コクーンの書き味」と書いたのだが、当たっていたわけだ。しかし、コクーンが持ちにくく指が痛くなってしくまうのに、カクノは持ちやすい。
これは売れるわけだ。安いこともあって、子供だけではなく大人まで幅広く売れているらしい。半年で30万本売れたそうだ。クリップがないのも、筆箱に入れるなりデスク専用とするなりという使い方なら、さほど不便は感じないわけだし。

パイロット自体の業績も、これによって上昇したようだ。
しかし、コクーンを買う理由は、カクノによってなくなったとも言える。痛し痒しなのではないか。

ここで、私の、筆記具マイブームは終わった。
現在、結局パーカーは余り使わず、万年筆はパイロットのカスタム74。
ボールペンとシャーペンはラミーを常用している。

ちなみに、カクノとラミーの万年筆だが、何れも、2週間ほど使わず、何の手入れもしなかったとき、スッと書き出すことができた。サスガに立てて置くのは無理があったが、トレイに寝かせておくと大丈夫だった。

« 筆記具放浪記(12) ラミー 驚きの品質 | トップページ | 「雑学頓珍館」の改装を終了しました »

「題なし」の雑感」カテゴリの記事

ステーショナリー、デスク用品」カテゴリの記事

文化」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533778/60276931

この記事へのトラックバック一覧です: 筆記具放浪記(13) ラミーの万年筆 そしてカクノ:

« 筆記具放浪記(12) ラミー 驚きの品質 | トップページ | 「雑学頓珍館」の改装を終了しました »

2016年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

書評 資料室

Amazonアソシエイト

無料ブログはココログ