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2014年4月14日 (月)

筆記具放浪記(6) 万年筆編 パーカー

さて、シャーペンとボールペンについて、必要となる事情、または必要と思った事情があって色々と買い込んできた経緯をご披露し、それぞれの段階でオススメのものが出てきたので併せて紹介してきた。

で、よせばいいのに、万年筆が気になり出したのである。

筆記具について色々とググっているうちに、原因不明のまま半ばあきらめていたことが解明されてきたためである。
それは、パーカーの万年筆が、すぐにペン先が乾いてしまうことである。

最初黒のカートリッジだったので、ブルーブラックに変更したり、インクボトルとコンバーターでインクを補充するようにしてみたりしたが、すぐに乾燥して使いにくくなり、またすぐにインクがなくなってしまうこととなっていた。

バブルの頃に奮発して買ったものと、香典返しだったか結婚式の引き出物だったか(エライ違いだが)で貰ったもの。何れもソネットシリーズで、18k、ペン先はF。
現行機では全く同じものではないかも知れないが、ほぼ下記の機種となるだろう。

もともと、中学時代からずっとパイロットを使ってきていて、社会人になった当初は、社内で文書を書くときにも、鉛筆と万年筆を混用していたりしたが、パイロットを何本か使い潰したりして使い続けていた。学生時代に当時文革まっただ中だった中国から「英雄」なるブランドの超安物が入ってきて、意外と使えるなと思って僅かの期間だけ使ったことはあった。僅かの期間というのは、すぐ潰れたからだ。今でも中国製って大丈夫かと思ってしまうが、文革当時の中国製なんて、まさに安かろう悪かろうの典型と言うべきものだったのである。

で、社会人になって間もない頃、ある事情からパーカーをプレゼントされることがあり、初めてのパーカーだったのだが、凄く書き易いし質の良さを感じた。
母が戦前から使っていた万年筆がオシャカ寸前てだったので、このパーカーを進呈。
また、会社で万年筆を使う機会もなくなっていったこともあり、その後は万年筆に関する興味もなくなっていった。

しかし、バブルの頃、最寄りの百貨店でパーカーのコーナーでふと万年筆とシャーペンに目がとまり、思い切って、しかし半ば衝動買い的にこれらを求めることと相成った。社会人になってすぐの頃に体験したパーカーの万年筆体験が忘れられなかったためだ。

シャーペンは、その後仕事用として活躍を続けることとなったが、万年筆はさほど使う機会がなかったのと、ペン先がすぐ乾いて何度も何度もイライラさせられて、次第に放置されて行った。
そんな処に「お返し」として到来したパーカー。調子が良かったので、ひょっとすると自分で買った方は不良品か? と思うに至った。

しかし、もらい物の方も、やがてインクの乾燥が目立つようになり、放置して行くこととなる。仕事用として使う機会は皆無となっていったし、プライベートでも、例えば年賀葉書に添え書きするにしても万年筆は不適とされたりして、益々使うことがなくなってしまった。

だから、別に使えなくても何の支障もなくなっていたのだが、筆記具で色々とググっているうちに、パーカーの万年筆のペン先乾燥の原因と、対応策が分かってきたのである。

それは、キャップに穴が開いているということ。
そりゃー穴が開いているなら乾燥しやすいよねーってわけだ。考えられないような、意味不明の、ってゆうかハッキリ無意味な、改悪である。
誤飲防止のためだとかインクが飛び散りにくくするためとか、色々な説があるが、何れも意味不明だ。

キャップを口にくわえて息を吹き込むと、空気が抜けるのが分かる。
そして、空気穴は、クリップの下に大々的に開いているタイプと、キャップのアタマ(天冠=てんかん)に小さな穴が幾つも開いているタイプがある。前者はハッキリ目に見えるが、後者は肉眼では見えない。
前者はごく簡単に、セロテープなどで塞いで使っている例などがあり、後者はコーキング材で埋める方法などがあるようだ。

私のは2本とも後者で、コーキング材で・・・というのは第一に材料がなかったし、難しそうだし抵抗もあったので、簡便に、木工用ボンドを天冠に垂らすという方法を採った。
垂らして余った部分を拭き取って暫く置き、また垂らして・・・というのを2~3回繰り返す。
乾燥すると木工用ボンドは透明になるので、大きく外観を損ねることはない。

もちろん、外観云々は個人的主観であって商品価値を落とすには違いはない。だから、この方法を採るのは、くれぐれも自己責任でやってください。

また、これによって完全に穴が塞がることもないようで、少し「まし」になったかな、という程度。が、効果は大きい。乾燥は減った。

尚、ペンに穴が開いているのに加え、パーカーのインクにも問題があるようだ。
クインクという名称がついているように、インク自体も乾燥が早い。乾燥が早いため、インクを補充した最初の頃は薄めの色なのだが、何日かしてから使うと、色が濃くなっている。
私はブルーブラックを使うが、ハッキリ分かった。

このため、コンバータも買っておいたので、パイロットのインクを試してみようと思うに至った。
しかし、この記事を書いている時点でまだパーカーのインクが残っているのでパイロットのインクを試すことはできていない。

その前に、そもそもパイロットの万年筆だったらどうなのかということを、改めて確認したくなったのである。

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