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2012年3月

2012年3月 8日 (木)

遂に朝ドラも終らせてしまったNHK

「現役」時代から、朝ドラのファンだ。とは言え、「現役」時代は見てから出勤というわけには行かず、録画したものを週末に纏めて見ていた。平成8年上期の「ふたりっ子」以降は毎回見ていて、平成17年上期の「ファイト」以降は、最後の週またはその何週間か前に遡って、DVDに保存もしている。この間の例外は平成17年下期の「芋たこなんきん」だけである。

そう。朝ドラはヒロインなのだ。ここから、後に大ブレイクする若手女優の多くが羽ばたいて行ったし、「旬」の女優を持ってきて成功した例もある。確固とした地位を築いてはいるが、一般には余り広く知られていない女優を、朝ドラで知った例もある。

現在放映中の「カーネーション」。
前作の「おひさま」が余りにも素晴しかった後なので、中々最初のうちは見ようというモチベーションが働かなかった。「おひさま」は・・・「現役」が終ったのでリアルタイムでも見れるので・・・録画したものを週末に纏めて見るというのもまどろっこしく、つい毎朝チャンネルを合せて見るほど、毎回、次が楽しみな朝ドラだった。もうこれ以上のものは出来ないだろうと思った。

とは言え、習慣ともなっているし折角録画してあるので徐々に見始めたのだが、どうにも泉州方言が、また登場人物がガラ悪く、暫く閉口した。慣れてきても、そのことには馴染めなく、しかし、尾野真千子という女優の凄さに感嘆するようになって行き、段々と、彼女の話す泉州方言なら許せるか・・・とさえ思えるようにもなってきた。
既に幾つかの代表作があり、奈良を舞台にした映画で、国際映画祭での受賞歴もある大女優だったのだ、ということを知ってからは益々そう思うようになっていた。評論家スジからも高い評価を受けている由。

それが、何と突然の主役交代だ。
テーマが「女の一生」のようなときは、幼少期を別にしてあとは若い頃から年齢を重ねたあとまで、1人の女優が主演を張るのが通常だ。若いために、年齢を重ねたあとの役には少し・・・いや、かなり・・・無理があったとしても、1人で通すのが通常。もし途中で交代するならば、最初からその旨を告知した上で放送を開始するものなのだ。

そして、この主役交代の話を尾野真千子が伝えられたのは、何と昨年の暮れだそうで、しかも視聴者への発表は今年に入って1月下旬のことだ。こんな発表の仕方があるか。尾野真千子に失礼ではないか。視聴者はそんなこと、望んでもいない。

週刊文春によると、ドラマに対してコシノ家からクレームが入ったのだそうで(フケ役には似合わない、ということだろうか)、モデルとなった、故・小篠綾子と親しかった夏木マリがフケ役の何週間かを担当することになったらしい。
それも、たった4週間ですぞ。4週間のためになぜそんなことをするのか。もし小篠家から何か言われても、それが何だって言うのか。小篠家のために番組を作っているのか。

どうも最近、NHKは狂っているとしか言いようがない。
殆どの人が関心を持ちそうにない大河を、汚い画面でやるし・・・これ、遂に視聴率が一桁になりそうな勢い?らしい。有働なるオバハンアナは朝っぱらから「セックス、セックス」と連呼するし・・・・、そう、自分で育ててきたクラシックファンを自分から斬捨てる暴挙「N響アワーの廃止」などということに踏み切るし・・・。

「おひさま」のあと、これ以上のものはもう出て来ないだろうという意味で「朝ドラは終った」と思ったのだが、今回の、予想だにせず理由も不透明で、しかも余りに唐突な主役交代で、番組そのものを潰してしまったと考える。
NHKは、遂に朝ドラまで終らせてしまった。

すっかりこの話で見る気が失せたので、取りダメして週末に見るようにしていた録画、全く見る気がしなくなってしまい、放置してある。嫁さんは見ると言っているので暫く消去はできないが、ナニ、見るヒマなんかないって。そもそもDVDレコーダの操作方法を知らないし・・・。

ここまで書いたあと、次の朝ドラのヒロインが堀北真希だということが書いてあった。
またまた・・・!! こんなことを知らせられては、また見ることになるではないか。でも、余り期待はしない。堀北真希って好きな方だが、女優としての実力が、今一よく分からないのである。

2012年3月 6日 (火)

e-Tax この最低最悪なユーザーインタフェース 救い難し

音楽関係で書くべき記事が溜まっていまい、挙げく、説明に出来る限りDTMによる音源を付けたいと思い、その制作にいそしんでいる間に、こちらの欄での記事が相当な日数、休みになってしまいました。
幸か不幸か、というより大いなる不幸だが、N響アワーが3月一杯で終了してしまう。このことによって現在まだ続いている放送も一切見る気が失せたこともあり、音楽関係の溜まった記事に何とか追いつけそうになったので、こちらの欄の投稿を再開する。

で、初っ端からだが、どうしても書いておきたい記事として怒りを伴って浮かび挙がったのが、e-Taxのユーザーインタフェース(以下、UI)のひどさについてである。国税庁が公開している、確定申告のためのページである。

まず、国税庁に敬意も表して最初にお断りしておくが、このシステムそのものについて、私は大変優れたものであると高く評価したい。
期間中であれば、自宅に居ながらにして、いつでも始めてよいし、いつでも終了できる。出来上がったものを電子送信かるのであれば、手許にも置いておきたい領収書の類の多くが、添付を省略して良いことになっている。受付は24時間だ。
順に帳票に入力して行けば、自動的に計算された数値が本票に反映されるし、細かな税率などの計算を自分でやる必要もない。

収入源が1箇所または2箇所、また年金生活者であって年金などだけが収入源なのであれば、パソコンの初心者であっても、入力から仕上げまで余り困ることはないだろう。

それでも、我慢できない点が4点あった。

  • まず、これは今年だけのことになるのか来年以降も続くのか分からないが、東日本大震災支援のための寄付金について。
    私はホンのスズメの涙程度の額だが、赤十字に寄付した。僅かな寄付だが控除対象になるので入力した。
    ところが、寄付の相手先名称と住所を記載しないと先に進めないのである。寄付先の団体名称を「日本赤十字社」と記入したら、普通は、もし住所が必要なのであっても、自動的に出てくるようにするのが当然だ。これでは、折角の寄付を、わざわざしにくいように妨害していると言われても仕方ないはずだ。
    ちなみに、日本赤十字社のホームページをあたったが、通常の電話番号は見あたらず、震災寄付受付専用の電話番号しか記載がなかった。それを入力したら先に進めた。通常の電話番号の記載がない赤十字よりも、電話番号を入力させるe-TaxのUIの方が悪いのは当然である。
  • これにも関連し、全体にわたって然りなのだが、PCの画面一杯に広がる画面設定で、使いにくいことこの上ない。たまたま別のウェブサイトを見ていた途中に作業を始めたので、赤十字社のページを検索して災害支援用の番号を調べることができたのだが、そうでないと一瞬、どうしたらいいか戸惑うだろう。
  • そして3点目。どこのページにも行けなくなってしまうページがかなりある、ということ。
  • そして、これが最も救い難いと思っているのだが、どの段階まで進んだらどの段階までの入力データが保存されているのか、殆ど分からないことだ。
    また、e-Taxのブラウザを閉じようとしたら、どの段階までしかデータは保存されていない云々のアラートを出すべきだ。このアラートも全くない。おかげで、入力したデータの殆どが消滅し、アタマから入力しなければならなくなったことが、2回以上はあった。

さて、私にとってはもう1点。
ありがたいことに、嫁さんの実家が空き屋になっていて、人に貸しているので、僅かだが、不動産収入(以下、F)がある。これを併せて申告する必要がある。
e-Taxでは、Fの収支明細を作成すると、自動的に本票に反映されるようになっている。これは良い。しかし、次の通り、ここでもUIの問題がある。

  • 本票からFの収支明細作成に進めない。
    他の項目については、殆ど全てが本票から各々の明細書等の作成ページに行くようになっている。Fだけはそれができない。ページ移動の順が逆なのだ。
  • そこで作業を中断してFの明細書作成のページに行こうとすると、一見して入り口が見つからない
    よくよく探したら、「青色申告」のページの中にあった。私の場合は青色申告せんといかんほどのものではないので白色申告なのだが、共通で使うというのが分かりにくい。
    共通で使うのであれば、入り口を独立させるべきものだ
  • そして、作業を中断したら、作りかけの本票のデータがどうなるのか、説明が全くない。どうなったのだったか失念したのでここのは書かないが、どうなるのかという説明は絶対に必要だ。迷うし、悩むではないか。
  • で、結果としてはFの明細を先に作ってから本票の作業に進むように奨める説明が必要。
  • Fと本票は別々に作成したあと、電子送信時には自動的に同時に送信できる。これは今回から改善されたようだ。
    しかし、最終確認時、「送信票」の明細が付くのだが、Fが同時に送信されるような「送信票」にはなっていない。最終の最終になってようやく同時に行くということが分かる「送信票」となったが、途中段階でもそのように記載されていないと全く分からないではないか。
  • そして私の場合、最終段階でFの明細書を微修正した。ところが、微修正されたものが本票に反映されない。アチコチ行き来した結果何とか本票にも反映されたが、最後の最後でイライラがますます募った。

とにかく、全体としてUIは最低最悪のレベルだ。

画面全部を占拠してしまう「つくり」といい、察するにこれは税務署に行って、係の人に教えてもらいながら電子申告しようとする人のためのページではないだろうか。それをそのまま個人用に公開しているだけではないだろうか。

確定申告のシーズンになると、有名人が何人か出て来て税務署の人に教えてもらいながら「意外と簡単ですねー」なんてノー天気なコメントをさせるシーンが、ニュースなどで報じられる。もう一種の風物詩と化している。

私は電子申告の普及ということ自体は大賛成だ。現に私が申告する必要が生じた「年金世代入り」して以来、私は毎年電子申告を使っている。
しかし、毎年使うたびにイライラすることとなっている

そして最後に書くようになっているアンケートに、上記のようなことを書き続けてきた。
結果として反映されたかに見える・・・現にこうした要望が多かったのだろう・・・Fと本票が自動時に同時に送信されるという点も、ツメが甘いというか、本当に同時送信されるのかどうか、最後まで分からないという大きな欠点を残したままだ。
何よりも、Fと本票のデータのリンクが悪すぎる。

領収書の類がベタベタ沢山貼られた申告書を多数扱うのは、税務署の人だって、いい加減何とかしたいと思っているのではないか。だからこそ電子申告システムというものを導入し、普及させようとしているのではないのか。であればこそ、このUIについて、ちゃんと普通に使えるようにするよう、気を入れて見直ししてもらいたいものだ。

署内ではなく外注で制作したUIなのだろうが、私が発注者であれば、こんなUIに対して、1円も払わない。「顔を洗って出なおして来い(=全面的に作り直せ)」と一喝する処だ。
(私は現役時代、UIに関わる仕事に何年か携わってきた。少々ウルサイし、指摘したことは間違っていないという自信がある。)

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