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2011年7月 2日 (土)

石油を生成する藻 オーランチオキトリウム 続き

6月26日付けの記事で書いた、オーランチオキトリウムに関することで、当初は予定していなかったのだが、続きを書きたい。

6月30日付けの毎日新聞に、これの研究を進めている筑波大学の渡辺教授が「オピニオン」欄に寄稿していた。

それによると、炭化水素を生成する藻の種類は多いが、その殆どは植物性油脂を発生するものであり、そのまま軽油やガソリンなどに分けるには多くの技術的歌題やコストの問題がある由。それに対してオーランチオキトリウムは動物性油脂を生成するものであり、また効率も高い株を確保できたのが教授の研究室だとのこと。

アメリカで進んでいる研究で、どのような藻が使われているかは明かではないが、恐らく技術面でもコスト面でも、日本が最先端を行くものである、ということである。

教授は、従って国家戦略としての取り組みが必要と、記事で訴えているのだが、わざわざこんな寄稿をしている処を見ると、余り進んでいないのだろう。いや、殆ど進んでいないように見せかけているのは深謀遠慮があって戦略的にそうしているので・・・と思いたくもあるが、戦略があるように好意的に思いたかったことが、実は本当に何もやっていなかったというのが今の政権なので、希望的な観測を持つことは止めておく。

それにしても、スパイとまでは言わないにしても、感度の良い外交官であれば、こうした記事、即座に本国に打電するはずだ。「そんなに進んでいないなら、金銭面で援助して研究を加速して、恩を売っておこう」と考えるか、「日本がその程度であれば、まだまだ我が国の研究の方が早い。だからどんどん進めて行こう」と思うか、国の事情や体質・体制によっても異なるだろうが、困ったことにならないと良いのだが。

そもそも、オーランチオキトリウムなどという藻について、一般には殆ど知られていないだろう。私は、たまたま「たかじんのそこまで言って委員会」を見ているので知ることとなったのだ。もっと多くの人に知られて良いのではないだろうか。

そして、研究予算についても同様のことが言える。

自然エネルギーについても然りだが、これまで原発一辺倒で予算もそればかりにつぎ込んできたのを改め、多くの予算と人員をつぎ込んで技術開発に取り組めば、もっともっと優れた成果が出てくるのではないか。
この記事を読んでますますその気持が強くなった。

今後とも、随時、自然エネルギーについても、石油そのものを生成する、この藻についても触れて行きたい。

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