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2011年4月20日 (水)

ひかりテレビ顛末記(7)

(前稿からの続き)

ひかりテレビにして、アナログテレビの画質も良くなったくらいだからと、FMの受信環境も改善されると期待したが、全く使いものにならないほどひどかった。
ちなみに、私はFMはNHKしか聴かない。クラシック音楽の番組をちゃんとやるのは、もはやNHK-FMだけだからである。

屋外アンテナの位置を変更してみるしかないか、と諦めかけていたとき、思いもよらない解決策を見つけることができたのである。

私は奈良市在住で、以前からNHKのFMは87.4MHzに合せて受信していた。オーディオ用はもちろん、カーステもラジカセも、これに合せていた。これは、奈良局専用の送信局がある松尾山・・・法隆寺の近く・・・からのもので、以前住んでいた所よりは現在の場所の方が距離的に少し遠い。だから2素子の屋外アンテナでは無理かも知れないと考えて4素子に買い換えたのは正解だったわけである。

もちろん、ひかりテレビの線に繋ぐときも、87.4MHzのままにしていた。カーステは87.4MHzのままでとちゃんと受信していたし。

私の愛用機(上掲)をはじめ、オーディオ用のFMチューナーは、感度よりも音質を採る設計であるためか、と、その辺りは理解しているが、それにしても、ひかりテレビに繋いで使い物にならない、というのは予想外だったし、大いにガッカリした。

処が、色々と調べていたら、ひかりテレビにおけるNHK奈良FMの再送信は、81.5MHzだと言うではないか。早速81.5MHzに合せてみたら、ちゃんと受信できるではないか。
まだそれでも少しS/N比が悪いと思ったので、ブースターを介在させてみた。これでようやく実用レベルとなり、屋外アンテナの追加作業は必要がなくなったかと思っている。

それにしても、奈良市におけるNHK-FMは81.5MHzに合せるように、ということが、NTTのホームページにも書いていないし、オプティキャストのページときたら、そもそも問い合わせ窓口の存在すら不明というページである。料金が不要ということで、両者とも力が入らないのか。

まあ、今頃はFMなんてものはカーステで聞くかラジカセで聞くかがメインで、オーディオで聞く人なんて殆どいないのだろう。だからと言って、少数派のニーズを無視するようなこの方策は、実にケシカランことだ。そもそも、本稿執筆時点でも、上掲のようにアマゾンでアイテムとして載っているのだ。
そもそも、81.5MHzなんて、大阪局をはじめ、近隣のNHKの送信所の、どこも使っていない周波数なのである。そんな周波数に合せてみようなんて、思いつくわけがないではないか。

最後にもう1件。

地デジ化に伴って、また、KCNへの直結という形態からひかりテレビに変更したのに伴い、チャンネルボタンと受信される放送局の関係が一部変った。結果として地デジは、テレビ番組表の通りになった。
そこで、分かりやすいように、アナログのチャンネルボタンを、地デジの場合の関係に合せておこうと考えた。

すると、地デジで9chである奈良テレビ放送のアナログが、テレビ番組表に載っているものと合わず、「行方不明」となってしまったのである。散々探しても見あたらなかったのだが、何と、3chで受信されていたのである。これも、NTTのページにもオプティキャストのページにもなく、あちこちのウェブを探して、ようやく見つかったのだ。

また、これもついでに、アナログで暫く続く、アナログのBS1とBS2も、デジタルのボタンで空いている11chと12chに、アナログ用ボタンは設定しておこうとしたが、これも同様に「ありか」が分からなかった。同様に、ウェブ内を探しまくった処、アナログのそれぞれ5chと9chで受信出来ることが分かった。
ひかりテレビにしたことにより、アナログ放送が終了しても、何年かは続けてアナログ受信機が使えることになっている。地デジ対応の録画機を何台もすぐに揃えるのはカネの面でしんどいので、しばらくこの形で行くつもりである。

それにしても、オプティキャストからは、色々な番組を申し込むよう、勧誘の電話があり、またその主旨のパンフレットも来たが、ホームページのプアなことには驚いた。
同様に、NTTのページも、ひかりテレビに関する内容が実に見つけにくい。FMを含め、地域ごとに、再送信のチャンネルが通常と異なるのであれば、その旨をどこかに記載しておくのが普通ではないだろうか。

私と同様のニーズで困っている人の参考になれば、長々と書いてきた「ひかりテレビ顛末記」も、一定の役に立つことになる。そうなれば嬉しい。

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