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2011年2月22日 (火)

澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか

今年(2011年2月)、インターネットの「住所」を表す「IPアドレス」が「枯渇」したそうである。

ただ、これまでに各機関やプロバイダーが保有済で端末にはまだ割り当てられていないものが多数あることと、これまでに並行して導入が進んでいる方式に移行してゆくと、膨大な数が割り当て可能となるので、心配はないとのことである。

これまでの方式は「IPv4」と称し、「192.168.255.255」のように、255迄の数字を4個並べて「住所」を表す。パソコンに少し詳しい人なら、こんな数字の並びを見たことがあるのではないだろうか。
この方式だと、約43億個のアドレスを割り当てできるのだが、新興国を中心とした急速なネット社会化、とくにネットにつながる携帯電話等の爆発的な普及によって、このたび43億通りの数値を「完売」したというわけだ。

しかし、こうなることを見越して、並行して導入されつつある「IPv6」方式では、4文字の英数字を8個並べて作られることとなっていて、既にハードもネットワークも、技術的には対応可能となっている。だから、新しいパソコンや携帯が、いざ使おうと思ったらネット上に住所がなく、使用不能・・・となることはない由である。また、ペットや人、また家電やクルマなど、あらゆる機器にIPアドレスを割り当てて、「ネット端末」として使えるようになるとも言う。

そのIPv6によって割り当て可能な数は、約340×(10の36乗)通り。漢字の単位で表すと、約340澗(かん)ということになるそうだ。

しかし、10の何乗という表記にせよ、澗(かん)という単位にせよ、大きそうなことは分かるにしても、もっと身近な単位と関係付けて分かるには、知っておいた方がよい知識がある。その知識がないと、「分かった」または「分かったような気がする」というレベルにはならないのではないだろうか。

さらに言えば、この話に限らず、大きな数字を表すとき、よく「10の何乗」という表記をするが、今回話題となった「澗(かん)」をはじめ、漢字の単位で示す方が、より「大きさ」を実感できるのではないだろうか。

(この稿続く)

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