« 澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続き | トップページ | 澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続々々 »

2011年2月26日 (土)

澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続々

(前稿からの続き)

さて、これまでの内容で、「澗(かん)」という単位がどういうものかを述べてきた。
「バン、オク、チョウ、ケイ、ガイ、ジョ、ジョウ、コウ、カン」の「カン」というわけで、「兆」の1万倍の「京」、その「京」の1万倍の「垓」、その「垓」の1万倍の「じょ(ノ木偏に予定の予)」、その「じょ」の1万倍の「穣」、その「穣」の1万倍の「溝」、その「溝」の1万倍の「澗」ということだ。

日常では、余りこんな大きな単位を使うこともないだろうが、iPv6の記事に関連して「澗」という単位を使ったものも見かけるので、雑学として供した。

これに関連したとだが、アラビア数字で表記したとき、現状の標準である3桁区切り(10,000 など)では、ここまでに述べた「バン、オク、チョウ、ケイ、ガイ・・・」とは全く整合しないのである。和式のアラビア数字の区切り方とも言うべき4桁区切り(1,0000 などでないと、漢字による単位と合わないのだ。

4桁区切りだと、1万は、上記の通り「1,0000」だし、
1億は、「1,0000,0000」、1兆は、「1,0000,0000,0000」、1京は、「1,0000,0000,0000,0000」というように、桁が繰り上がるのと同時に単位も上に進む。以下同じだ。「10の何乗」という表記もコンパクトに書ける良さはあるが、数字の大きさを実感するのは、逆にコンパクトな表記がアダとなって、難しいのではないだろうか。

また、3桁区切りであっても、日本語で読むときは「100,000」は「10万(じゅう-まん)」であって「100千(ひゃく-せん)」などとは読まない。「1,000,000」は「100万(ひゃく-まん)」であって、「1百万(1-ひゃくまん)」などとは読まない。

3桁区切りは、英米での表記には適しているが、日本の漢字による単位とは合わない。無理に下から順に読んでいるに過ぎない。

2010年11月28日の記事にも書いたが、学校教育などの場では、4桁区切りも併用して教えた方が良いのではないだろうか。それと共に「バン、オク、チョウ、ケイ、ガイ、・・・」も覚えさせ、ときにはその大きな数字をアラビア数字で黒板一杯に書いてみたり、書いて見せたりする・・・そのことによって、数字の面白さ、数字の大切さも習得してゆけるのではないだろうか。

その記事にも書いたが、もし4桁区切りに慣れてしまって、仕事で標準になってしまった3桁区切りに馴染めないのであれば、パソコンの設定一つで瞬時に変更するようなことも可能なはずである。

« 澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続き | トップページ | 澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続々々 »

「題なし」の雑学」カテゴリの記事

「題なし」の雑感」カテゴリの記事

科学」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/533778/50932837

この記事へのトラックバック一覧です: 澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続々:

« 澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続き | トップページ | 澗(かん)なんて単位 分かるのだろうか 続々々 »

2016年4月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

書評 資料室

Amazonアソシエイト

無料ブログはココログ