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2011年2月14日 (月)

e-taxのユーザーインタフェースは最悪

年金生活者となり、確定申告をせねばならない身となり、昨年は国税庁のページを使って入力したものをプリントして提出したが、今年こそはe-taxで、入力したものをそのまま送信しようと思って、遅ればせながら今日から始めた。

しかし、昨年も感想として書いたのだが、ユーザーインタフェースのまずさには閉口した。いや、今年もそれが何も改善されていないと見受けるので「最悪」と言いたい。

自動的に計算してくれたり、作成途上のデータを使えたり、一つの表を作ったら別の表に自動的に転記してくれたり、それなりに工夫の跡があって便利なことは便利だし、慣れてくれば便利さが実感できるのだが、慣れるまでが大変だ。何しろ、1年に1回しか使わないのだ。すぐには慣れることができない。

何と言っても不満なのは、入力するページに入った途端、ディスプレイ全部をこのページが占領してしまい、何も他のことができなくなること。そして「戻る」が、1ページずつしか戻らないこと。アタマにジャンプできるようになっている場合も稀にあるが、「これまでのデータは保持されない」といったアラートが出るので、それを使うには勇気が要ること、などである。

民間でこんなページを作ったら、たちまち顧客から見放されること請け合いだ。よくもこんなページで、「できるだけ e-taxで申請してください」などと推奨するものだ。ひょっとして(やったことがないので想像だが)申告会場で電子入力するのと同じインターフェースなのか? だとしたら、ハッキリ間違いである。申告専用としている端末と、家庭で個人が操作するためのものとでは、配慮すべきことが大きく異なるのだ。

パソコン歴約25年の私が往生するのである。色々なソフトも使ってきたし、「余り詳しくない人」には属していないと自負する。

私と同世代の人々の中で私がどの程度のスキルなのかは分からないが、少し先輩の世代となると、私より苦手という人はざらにいた。確定申告をする必要のある人の殆どは、その世代に属する人たちのはずだ。こんなインターフェースで、ちゃんと操作できるのだろうか。

民間では、こうしたソフトが出来たら、ユーザーインターフェースに関し、ユーザーテストを実施して改善すべき点を洗い出して反映し、より使いやすいものに仕上げてゆく、という工程を採る場合が多い。そんな工程を踏まえたのだろうか。踏まえた上でこれだったら、実に救いがたい。

折角それなりに便利なツールなのだから、もっともっと使いやすいものにしてもらいたい。

「折角それなりに便利」なことは分かっているし、今さら手書きなどに戻れはしない。だましだまし使ってゆくつもりだ。
そして、慣れたと思う頃に、殆ど完成してしまい、「慣れ」を享受するには遅い、ということになるのだろう。

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